米CFTC、FXコモディティプールを使用した『ピラミッド・スキーム』詐欺に対し81.9万ドルの罰金

cftc_logo 全米商品先物取引委員会(CFTC)は、Christopher Engelと同氏が運営するPinnacle Forex社をFX詐欺で提訴した事を発表した。同氏らは、同社の規制状況について虚偽の内容を謳い、外国為替証拠金取引をの資金を集め、顧客資金を横領していた。当局は合計819,000ドルの制裁金を科した。

 ペンシルベニア州のChristopher Engelはコモディティ・プール詐欺と横領の罪で当局から有罪の評決が下された。同氏と共謀し、顧客のフロントとして機能していたPinnacle Forex社にも罰金が課されている。さらに同氏は米国での営業および規制されたアクティビティの実行を永久的に禁止される。

 同氏はPinnacle Forex社を悪用し、同社がCFTCの認可を受けているという虚偽の内容を投資家に伝えていた。2011年6月から2012年10月までの16か月間、同氏らが少なくても21人の同コモディティ・プール参加者から約414,000ドルを集めている事が発覚した。しかし、同氏はFX取引口座にわずか137,000ドルしか入金しておらず、この資金は後に出金され横領された。

 同氏の詐欺は『ピラミッド・スキーム』タイプであり、顧客資金の着服を隠ぺいする為に、プール参加者に送るステートメントやEメールで嘘の利益や手数料を記していた。横領した資金は車、自然食品等の個人的出費に充てられていた。プール参加者の損失は総額405,378ドルに上るという。

 CFTCと未認可プロバイダーの戦いは続いており、最近は投資家側での厳密な確認の必要性が強調されている。

 カナダ当局は、投資家に対しバイナリーオプションや電子通貨等の新種の取引に詐欺の危険性が潜んでいる事を通知した。

【関連記事】

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

■最新版フォレックス・マグネイト四半期調査報告書販売中!





コメントはまだありません.