HSBCのPB部門、未登録で米国顧客勧誘:米SECから1,250万ドルの制裁

by Forex Magnates at 26 November, 2014 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外業者 | 海外総合

 米証券取引委員会(SEC)は、HSBCのスイス・プライベートバンキング部門が未登録で米国顧客を勧誘していたとして1,250万ドルの罰金を課した。これは、現在進行中の規制当局による大手銀行に対する制裁問題に追い打ちをかける。

 SECによると、HSBC従業員が米国顧客との取引に関する規制ガイドラインを認識していたにも関わらず主要顧客との関係を保持していたという。また、10年以上に渡り米国顧客にクロスボーダー・サービスを提供し、最大368人から約570万ドルの手数料を得ていた。

Ceresney360 SECの執行部門ディレクターのAndrew J. Ceresney氏(左写真)は声明の中で「HSBCのスイス・プライベートバンキング部門は、違法に米国顧客に助言およびブローカレッジビジネスを提供した。同行は登録違反防止の措置を講じたが、効果的な実施と監視が行われていなかった為防止できなかった。」と述べた。

 HSBC社員は少なくても40回以上米国に渡り、顧客勧誘、投資助言提供、証券取引への勧誘を行っていた。

 HSBCは違反行為を認め、5,723,193ドルの不正利得返還、4,215,543ドルの判決前利息、260万ドルの罰金の支払いに合意した。

 ドッド・フランク法により、米国顧客は米国で登録されている業者とのみ規制金融商品の取引をする事が認められている。米国顧客にサービスを提供する為、多くのFX・CFDブローカーが米当局の認可を受けている。この概念は日本にも広がっており、日本の金融庁は日本在住顧客と取引を行う非日系企業に警鐘を鳴らしている。

【関連記事】

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

■最新版フォレックス・マグネイト四半期調査報告書販売中!





コメントはまだありません.