フィンテックに注目:eToro社、ロシアと中国企業から1,500万ドルの投資を受ける見込み

 中国の金融サービス業者Ping An社と、ロシア大手銀行のSberbankが、世界の投資家に電子取引とソーシャル取引ソリューションを提供する大手フィンテック業者のeToro社に投資する予定であると言われている。この動きは、新興成長市場の投資家からイスラエルのテクノロジー事業に関心が集まっている事を強調している。

 この2社は現在eToro社と協議中であるとされており、ウォールストリートジャーナルが報じるところによると、eToro社は1,500万ドルを資金調達する見込みであるとの事だ。これは、Spark Capital社とBRM Capital社による3,150万ドルの資金調達に続く。

中国とイスラエル

 最近、中国企業は国際投資を行う傾向にある。これは、イスラエルの成長が著しいテクノロジー界を含む、先進・新興地域における様々な分野への投資を多様化するという中国のビジョンを支援している。

 イスラエルと中国間の取引が最近急に活発になっており、中国の投資家がテクノロジーとイノベーションに対する助言を求めている。中国業者のBright Foodグループがイスラエルの乳製品業者Tnuva社の株式買収をした事から二国間の取引がより注目されるようになった。イスラエルは、IT産業地域「シリコン・ワディ(Silicon Wadi)」を有し、世界の新興企業国として知られている。

フィンテック、人気上昇

 世界大手銀行が合計43億ドルの制裁金を課されたFXレート不正操作のスキャンダルは、テクノロジーの重要性を強調しており、フィンテックのスタートアップ企業の存在が注目されるようになった。業界の情報源によると、フィンテック界に50億ドル以上の資本注入があったとの事である。

ソーシャル取引の増加

 リテール投資家による電子自動売買への関心が高まっている事により、ソーシャル取引は最近のトレンドとなっている。ソーシャル取引プラットフォームは、FacebookやTwitterなどの主力ソーシャルネットワーキングメディアに共通する全ての要素を組み込んでおり、ユーザーは他の投資家を閲覧、フォロー、シェアでき、恩恵を受けている。ZuluTrade社やTradency社等の数々の新規業者が強固なテクノロジーソリューションで発展を遂げている。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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