増える競合、減るボーナス:レート不正操作スキャンダル制裁後、業界への影響は?

by Forex Magnates at 14 November, 2014 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外業者 | 海外総合

Gavel and law books 12日、大手銀行に対しFXレート不正操作問題の制裁が一斉に下された。数十万ドルもの罰金が大手銀行に課され、本件が業界にどのような変化をもたらすのかという疑問が残る。一部では銀行が強すぎて規制当局が統制しきれず、罰金は長年に渡った陰謀に対し最小限に抑えられているという意見もある。また一方では、法人トレーダーの行為が暴かれることで業界に衝撃を与え、今後のビジネスを行う上での新しくより公平な方法が生み出されるだろうという声もある。

 このグローバルFX市場がこの大きなスキャンダルによってどのように発展していくかは、時間だたてば自ずと分かる事である。しかし、一つだけ明らかな事は、FXトレーディング・デスクが最初に犠牲を払うという事である。不正行為に直接関わった多くのトレーダーはもちろんポジションを手放さざるを得ず、犯罪調査を受ける事となる。銀行が不正の排除後利益にならないであろうオペレーションを削減する事で職を失う事もあり得る。

 規制当局はFX取引にさらなる焦点を当て続けるだろう。スイスの金融市場監督機構(FINMA)は罰金命令の他に、UBS銀行に外為担当スタッフのボーナスを基本給の200%までに制限する事を命じた。また、11人の従業員について引き続き調査が行われている。今回UBS銀行が3規制当局から課された罰金の合計金額は8億ドルに上った。

Ron

Ron Finberg

金融テクノロジー(FinTech)がこの状態を変えるのか?

 フォーブス誌はこれを機に、この業界でFintechのスタートアップ企業のチャンスが増え、銀行が常に優位を占めているマーケットに真の競争をもたらすと評価した。そのフォーブス誌は専門家の意見を求め、フォレックス・マグネイトのRon Finberg氏にインタビュー行った。

 Ron Finberg氏は「中小企業である非銀行系FXトランスファープロバイダーのユーザーのフィードバックでは、非銀行系プラットフォームに対する最初の躊躇を乗り越え信用すればその結果には非常に満足している事が分かりました。私達の見解では、このマーケットは成長し、中小企業がより正当に戦える場になると思います。そして中小企業らは市場シェアの点で従来の銀行の手ごわい競争相手となり、銀行は手数料の引き下げを行う等の措置を講じる事でしょう。」とコメントした。
インタビュー記事全文はこちら

【関連記事】

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。





コメントはまだありません.