レート不正操作問題:米国では通貨監督庁も3行に罰金、シティとJPモルガンは10億ドル超え

by Forex Magnates at 13 November, 2014 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外業者 | 海外総合

OCC_Logo 為替レート不正操作を巡るスキャンダルについて、12日、英金融行動監視機構(FCA)米商品先物取引委員会(CFTC)、スイス連邦金融市場監督機構(FINMA)の3規制当局が大手銀行らに罰金を課した。これに続き、米国では通貨監督庁(OCC)が3行に対し合計9億5,000万ドルに及ぶ罰金命令を出した事を発表した。

 英FCAは大手5行に対し合計11億ポンド、米CFTCも同じ5行に対し合計14億ドル、スイスFINMAはUBSに対し1億3,400万フランを課している。

jpmorgan chase logo 米通貨監督庁が課した9億5,000万ドルの内訳は、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が2億5,000万ドル、シティバンクが3億5,000万ドル、JPモルガンが3億5,000万ドルであった。この制裁金の他、業務改善とFX取引アクティビティの監督機能の向上を要求した。

 同局の発表により、今回各規制当局が課した罰金額の合計は43億ドルにのぼった。なかでも際立って高額な罰金となったのはJPモルガンとシティバンクで、それぞれ10億ドルを超える。米通貨監督庁の調査によると、同行らはFXのセースルとトレーディングに関連した従業員の不正行為を確認できず防止する事ができなかったという。

Citibank-Logo シティバンクが発表した声明によると、同行は外国為替事業における問題点を即座に認識し、既に同社システム、管理、モニタリング体制の変更を行い不正行為防止策をさらに強化したという。また、本件に関する調査に全面的に協力するとも述べた。

 今回の罰金命令の発表を受け、JPモルガンの株価は1.6%、シティバンクは1%下落した。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。





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