米当局、高頻度取引を精査、規制変更の可能性もあり

by Forex Magnates at 12 November, 2014 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

U.S.-SEC 米証券取引委員会(SEC)Mary Jo White議長はブルームバーグによるインタビューで、高頻度取引(HFT)が取り締まりの対象にあり、必要に応じて規制を変更する事を改めて表明した。

 SECが米国の取引業者に対して100万ドルの制裁金を課してから約1ヵ月後、同氏のこの上記コメントを述べた。金融当局らの監査で、Athena Capital Research社がGravyと呼ばれるコードネームのアルゴリズムを使っている事が発覚し、この手法は『marking the close』として知られており、株が取引決済付近で売られ/買われ決済値に影響を与えるものであった。

 同氏は声明の中で「高頻度取引トレーダーが一線を超え、詐欺に携わっている場合、我々は彼らが市場を不正操作したとして追及し取り締まります。」と述べた。

 同局は、Athena社の最後の1秒での取引の大半がマーケットで利用可能なリクイディティを制圧し、市場価格に人為的な影響を与え、決済値が同社に有利になっていた事を見出した。同社は実際このアルゴリズム取引で価格に影響を与える事を認識していたという。

 金融当局らは、投資家の金融市場におけるセンチメントが減少し続けている為、困難に直面している。最近の進化した電子取引手法は、マーケットに一時的なクラッシュをもたらす大きな事件の犯人として分類されている。しかし、その取引手法のサポーター達は、高頻度取引自体は不正行為に対して責任はないと信じており、数多くの学問的研究では実際の不正行為がこの手法に結びついているケースはごく僅かである事が示されている。

 White氏はインタビューの中で、米国金融取引フレームワークの発展についてこう述べた。
「我々は世界でもっとも強く、弾力性のある市場を保有しています。これらのテクノロジーの進化は、取引コストやリクイディティの面で投資家にメリットをもたらしています。あらゆる研究調査を行い、規制に変更を加える事もあるでしょう。」

 SECは積極的に高頻度取引に関する議論を行ってきており、今年6月には同氏はダークプールのモニタリングを含む数々の勧告を行った。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。





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