上海・香港の株式市場相互接続、間もなく開始、オフショア人民元取引促進に期待

by Forex Magnates at 11 November, 2014 カテゴリ: その他 | 海外その他 | 海外総合

HKEx 中国証券監督管理委員会(CSRC)と香港証券先物委員会(HKSFC)は、香港と中国本土の株式取引の相互接続を11月17日に開始する事を発表した。

 今年4月10日、香港証券先物委員会と中国証券監督管理委員会は、上海と香港の株式市場の相互アクセスを確立するパイロットプログラム(上海・香港ストック・コネクト)の開発認可について共同声明を出した。

 上海・香港・ストック・コネクトの確立に関して、香港証券取引所(HKex)の子会社、上海証券取引所、中国証券登記結算(CSDC)で今年9月4日に4社間契約が交わされた。

 香港証券取引所によると、このストック・コネクトは開始当初は二次的な市場取引のみ網羅し、IPO等の初期マーケットアクティビティは対象外だという。つまり、海外参加者による中国でのIPO、または中国参加者による海外でのIPOは当面の間、出来ない事となる。

 本記事執筆時点で、この接続プロジェクトには、73の取引所参加者、75のクリアリング参加者が加わっており、欧米参加者の中には現在UBS社、ゴールドマンサックス、メリルリンチ、JPモルガン、HSBC、ドイツ銀行が含まれる。

 香港証券取引所会長のCK Chow氏は「この前代未聞の提携を通し、我々は上海・香港のストック・コネクトを確立しました。これにより、中国本土の投資家は当社の市場に情報する株の売買が可能になり、香港ならびに海外投資家は上海上場株の売買が可能になります。このストック・コネクトにより、当社は個人および法人のお客様に中国企業への新たな投資方法を提供する事となり、香港市場の投資家数が拡大するでしょう。」と述べた。

 また、香港証券取引所の最高責任者であるCharles Li氏は「この上海・香港の相互接続は、中国の資本市場を国内外の投資家に開放すべく非常に重要な突破口となります。また、オフショア人民元取引促進にも大きく貢献するでしょう。」と述べた。
 
 香港証券取引所は、中国が引き続き人民元取引を自由化する事で人民元取引の中心的存在になる事を目標としている。香港はマーケットの流動性向上、オフショア人民元ビジネスの拡大、中国へのゲートウェイとしての確固たる地位から恩恵を受けるであろう。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。





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