欧州中央銀行(ECB)、監督機関の中核に:ユーロ圏銀行を単一監督

by Forex Magnates at 5 November, 2014 カテゴリ: その他 | 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外その他 | 海外総合

 欧州中央銀行(ECB)は欧州銀行を監督する機関となり、18か国3,600行以上の銀行を監督する事となる。この狙いは、特に銀行での不正操作問題等の主要問題について単一の解決策を出す為である。

 この新たな取り組みでECBが強化する3つの指針は、1.欧州銀行システムの安全性と健全性の確保、2.金融統合と安定性の向上、3.一貫した監督の遂行である。

 この銀行同盟の大きな柱の一つに、単一破綻処理委員会(Single Resolution Board:SRB)と単一破綻処理基金(Single Resolution Fund)で構成される「単一破綻処理メカニズム(Single Resolution Mechanism:SRM)」がある。単一破綻処理委員会は2015年1月1日から稼働する予定である。

 「単一監督メカニズム(Single Supervisory Mechanism:SSM)」はユーロ圏の全加盟国に適用され、ユーロ圏以外のEU加盟国も希望すればSSMによる監督を受ける事が可能となる。

 SSMの下、ECBは3,600行の銀行を直接的、間接的に監督する責任を持ち、ユーロ圏において単一ルールブックの確実かつ首尾一貫した適用を確実にする。

 資産規模が370億ドル以上、あるいは自国GDPの20%を超える、欧州金融安定ファシリティ(European Financial Stability Facility:EFSF)もしくは欧州安定メカニズム(European Stability Mechanism:ESM)から公的支援を申請または受けた銀行については、EBCが直接監督を担う。

 欧州の大手銀行は数々の不正行為の疑惑に直面しており、これらの詳細については銀行自身と規制当局の両方によって調査が行われている。スイス大手のUBS銀行は、元従業員はこの不正に関わったとして米当局、UK当局、スイス当局に制裁金として15億ドルを支払った。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。





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