メタクオーツ社、MT5をアップグレード、マルチアセットブローカーの取り込み強化

by Forex Magnates at 4 November, 2014 カテゴリ: 取引システム | 海外取引システム | 海外総合

 メタクオーツ社は、メタトレーダー5(MT5)の新ビルド1010を発表した。FXやCFDトレーダーの間では、まだまだMT5はMT4ほど浸透していないが、MT5は他のマーケットにおいて魅力的な代替プラットフォームとしてその地位を築いている。FX市場でのさらなる拡大への取り組みの一環として、メタクオーツ社はシカゴマーカンタイル取引所(CME)オーストラリア証券取引所(ASX)ワルシャワ証券取引所(WSE)等の数々のグローバル取引所とMT5を統合したり、先物やオプション取引も追加してきた。

 このイニシアチブに続き、ビルド1010に含まれる新機能の中には、メタトレーダー5プラットフォーム内に新たなトレーディングシグナルが統合され、ユーザーがこれまでMQL5サイト内でしか見れなかったパフォーマンスや他のストラテジー情報を見る事ができるようになった。このトレーディングシグナルのアップデートは、9月にMT4に追加された機能一式に似ている。

 恐らく最も大きな追加点は、オプション取引についての機能拡大である。Option Board(オプションボード)とVolatility Chart(ボラティリティチャート)が追加された。この機能では、トレーダーが複数のストライクプライスや期間を1つのページから見る事ができオプション価格を分析する事ができるようになる。メタクオーツ社によると、次期ビルドアップデートでこのOption Boardから直接取引ができるようになる予定との事である。

 オプションボードでの取引は、オプション取引を提供するプラットフォームでは標準的であるため、表面的には大きな計画ではないが、メタクオーツ社の長期計画の一環である。メタクオーツ社は、株式や先物を含むマルチアセット取引を提供する複数のブローカーとMT5のライセンス契約をしており、米国市場の一部を獲得する狙いでいるようだ。

 FX業界と異なり、世界で大半の非FXリテールブローカーは独自プラットフォームを顧客に提供している。そのため、非FXブローカーがホワイトラベルプラットフォームを採用する動きは、メタクオーツ社やPFSoft社等のマルチアセット・テクノロジープロバイダーに好機が巡ってくる可能性がある。

metatrader 5 options board

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。





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