独占記事:ポーランド金融当局、FX利益率調査結果を発表

by Forex Magnates at 30 October, 2014 カテゴリ: その他 | 世界FX取引業者動向 | 海外その他 | 海外業者 | 海外総合

PFSA_logo ポーランドの金融監督局(Polish Financial Supervision Authority:PFSA)は、同国の顧客のFX利益率について現地ブローカーに行った調査結果を発表した。この調査は2013年1月1日から12月31日の期間を対象としている。人口3,500万人のポーランドは、FX利益率報告の重要なサンプルとなった。

 調査結果によると、ポーランドFXブローカーの顧客の約81%が損失を出し19%が利益口座であった。フォレックス・マグネイトが四半期毎にまとめている米国FX顧客利益率と比較すると、このポーランドの数値は低い。

  一方、今月半ば、フランス当局のAMFは2009年から2012年の4年間の調査結果を発表しており、顧客利益率は今回のポーランドの結果より低いものであった。損失顧客の割合は89%に及び、同期間中の顧客の平均損失は13,800ドルであった。

 この結果について、Dom Inwestycyjny uBanku S.AのFX&CFD部門のヘッドであるMaksymilian Skolik氏は驚く様子は見せなかった。

Maksymilian Skolik

Maksymilian Skolik氏

 彼はフォレックス・マグネイトにこう語った。「FXとCFDは他のデリバティブ市場と同じ様にゼロサムゲームです。株式指数先物やオプションのような取引所取引デリバティブ取引に、かなり異なる結果を期待する事は非常に困難です。しかしPFSAはそれらのデータを提供していません。この低い利益率の主な理由の一つは、間違いなく、一部のブローカーが提供する高すぎるレバレッジです。私の経験上、レバレッジが高すぎると顧客はリスクを適切に評価する事が出来ないように思えます。もちろん、レバレッジ規制は短期的に見れば取引高の低下、ブローカーの収益減少等、業界にマイナスの影響をもたらすかもしれません。しかし、長期的に見ればポジティブな効果もあります。」

 この点に関して、日本の経験から得た大きな教訓がある。日本のFXブローカーの取引高は、昨年がピークであった。これは金融危機後、さらにはFX取引のレバレッジを大幅に引き下げる規制が金融庁によって導入されてからの事である。

 また、同氏は、「一部の業者によって行われている不適切なマーケティングや顧客への不十分な教育は、トレーダーに影響を及ぼす問題であると言えます。簡単に利益を得る事ができる取引としてFXを売り込む海外の無登録業者も多く見受けられます。実際、FXで簡単に利益を獲得できる事はなく、成功するには多くの訓練と教育が必要です。」と述べた。

 大手ブローカーのFXCM社は最近、スプレッドを狭くし手数料ベースの収益モデルにシフトした。より多くの教育されたトレーダーがFX市場に留まり、彼らが利益の出る取引をすれば、そのブローカーの価値がより向上する。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。





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