FXCM社、カナダでの無登録ビジネスについて地方規制当局と18万ドルで和解

fcnb カナダニューブランズウィック州の金融消費者サービス委員会(Financial and Consumer Services Commission:FCNB)は、金曜日、現地金融消費者サービス裁判所が、FXCM社、マニトバ州証券委員会、FCNB間の和解契約を認可した事を発表した。この和解契約は、FXCM社が現地証券法を順守しなかった事に対して同社に罰金の支払いを要求するものである。FXCM社は18万ドルの罰金支払いに合意し、その内2.2万ドルはFCNBに支払われる。

 カナダでは、証券・デリバティブ業界は州ごと、もしくは地域ごとに規制されており、国全体を取り締まる機関が存在しない。従って、州・地域ごとにFX商品の規制が異なり、証券法では、証券取引ビジネスを行う企業に、各州の規制当局に登録する必要があるとしている。

 FCNB曰く、FXCM US社とFXCM UK社が、ニューブランズウィック州とマニトバ州で証券を販売する登録をしていないにも関わらず、同州居住者に取引を促進していたという。同規制当局らはFXCM社がFCNBやマニトバ州証券委員会と協力している事を認め、カナダで登録している業者に口座を移管した。

 FCNBは2013年7月1日に州政府によって設立され、規制業者によって支払われる規制手数料やアセスメント費用によって成り立っている。FXCM社はこの変更を認識していた。

 2013年のFXCM社年間報告書では「当社はカナダで登録された投資ディーラーとの契約を通じてブリティッシュコロンビア州でビジネスを行っています。他の州や地域では、カナダでディーラーとして登録せずに当社の米国部門から直接当社サービスを提供しています。」と記載されていた。

 さらに、「当社は、カナダの特定の地域で現地規制当局が、登録された投資ディーラーの下でFX取引サービスが提供されなければならないと定めた事を知り、登録投資ディーラーとの契約に至りました。」とあった。

 FXCM社はフォレックス・マグネイトに「今回の罰金は2005年から2012年の間のオペレーションに対するものです。2012年以降、FXCM社はカナダで登録された業者と提携しており、全ての口座はFriedberg MercantileグループのFriedberg Direct社で開設・保持されています。同社はカナダ投資業規制機構(IIROC)と、カナダ投資者保護基金(CIPF)のメンバーです。」と説明した。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。





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