ストレステスト結果発表前に11行の失格報道、ユーロ下落、ECBは「憶測」と警告

by Forex Magnates at 23 October, 2014 カテゴリ: その他 | 海外その他 | 海外総合

ECB_logo スペイン通信(EFE)は、ECB(欧州中央銀行)の銀行ストレステスト(健全性審査)で少なくとも11行が失格になったと報じた。EFEによると失格になったのは、Erste Bank、オーストラリアの銀行(匿名)、Belgian Dexia、ギリシャのAlpha Bank、Piraeus Bank、Eurobank、イタリアのBanco Popolare、Monte dei Paschi、Banca Popolare di Milano、ポルトガルのMillennium BCP、キプロスの銀行(匿名)であった。

 ECBは声明の中でこの報道について「資産内容のレビューとバランスシートのストレステストによる総合的評価はまだ完了しておらず、最終結果はまだ銀行に送付されていません。最終結果は10月26日に発表される予定で、ストレステストの結果に関するこのメディア報道は極めて憶測に基づいているものです。」と指摘した。

 それにも関わらず、EFEの報道によって、一時EUR/USDが1週間ぶりに1ユーロ=1.27ドルを割り込み1.2650になった。欧州銀行監督機構(EBA)は、26日の公表直前に確認するまでは最終的な結果ではないと指摘した。

 このストレステストは、金融危機対策に不可欠であり、バンキングシステムにさらなる透明性をもたらす事が狙いとされている。しかし、2011年のストレステストは大失敗に終わり、仏・ベルギー系金融大手、デクシア(DEXIA)は、ストレステストに合格したにも関わらず3か月後に、政府による救済措置を求めた。

【関連記事】

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。





コメントはまだありません.