続くFXレート不正操作問題:ラボバンク、新たに2人のトレーダーを休暇に出し内部調査

 オランダのラボバンク(Rabobank)は、FXレートのスキャンダルについて引き続き調査を行っている。メディアが報じるところによると、同行はさらに2人のトレーダーに休暇をとらせる措置に至ったとされている。この動きは、次々に複数のシニアトレーダーが解任されるこのスキャンダルの深刻さを物語っている。

 FXレート不正操作問題に関与したこの通貨取引チームのシニアトレーダー2人(Gary Andrews氏とChris Twort氏)は、大手オランダ銀行である同社に有害な影響を与えており、同行は内部調査の結果が出るまでこの2人に有給休暇を取らせる措置を講じた。

 Linkedinのプロフィールによると、Andrews氏は10年以上同行に勤務しており、Twort氏は4年間チームメンバーとして従事している。この報道は、米司法省がLIBORレート不正操作で同行元従業員を起訴したニュースに続いた。Andrews氏のLinkedinのプロフィールは、同行を退職し現在求職中であるというステータスに更新されていた。

 世界大手の銀行らは、一部のトレーダーが10年以上に渡り通貨レートを不正操作しているマフィア的組織に関与した事で、それに関する社内および外部からの調査に悩まされている。このFXレート問題は、LIBORレートに影響を与えた同様のスキャンダルに続く世界的に広がる問題であり、同問題に関わった企業や個人は犯罪捜査の対象となっている。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。





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