中国銀行、モスクワ取引所と協定、人民元ルーブル取引の拡大見込む

by Forex Magnates at 14 October, 2014 カテゴリ: FX取引サービス | その他 | 海外FX取引サービス | 海外その他 | 海外総合

 9月に人民元ルーブル市場で記録的な取引アクティビティが更新された後、中国銀行はロシアの主要デリバティブ取引所であるモスクワ取引所(MOEX)と協定を結んだ事を発表した。この協定は、ロシアと中国金融市場間の協力を高める事が目的とされている。

 この歴史的な協定は、ベンチマークであるCNY/RUBの取引の増加、BRICSサミットで5か国のリーダー達が新たな開発銀行を計画しているニュースに続いた。中国銀行社長のChen Siqing氏とモスクワ取引所CEOのAlexander Afanasiev氏は公式訪問でこの締結を結んだ。

 中国銀行CEOのZhao Lianjie氏は本協定について「中国銀行とモスクワ取引所の戦略的協力におけるこの二国間協定は、クリアリングとセトルメント取引の拡大に貢献するでしょう。中国銀行とモスクワ取引所はこの協定に記されたプロジェクトを実行し、既存のCNY商品ラインの拡大を行う予定です。」と述べた。

Alexander Afanasiev, CEO, MOEX

MOEX CEO
Alexander Afanasiev氏

 中国とロシアの友好協力は、中国銀行がCNY/RUB取引のマーケットメーカーになった2010年に始まった。CNY/RUB取引の開始は、MOEXでの主要ヘッジ銘柄としての地位を徐々に確立してきた。50行以上の中国系銀行が人民元取引専用の口座を提供するためにロシアに登録されている。2013年のBIS FX調査によると人民元はグローバルランキングで上昇しているという。

 MOEXは、9月のCNY/RUB総取引高が前月比60%増加で10.6億ドルとなり、新記録を樹立した。また同月の日次平均取引高は5,300万ドルでこちらも記録を更新した。同取引所によると、2014年に人民元取引を執行した会員は130に及んだという。

 モスクワ取引所CEOのAlexander Afanasiev氏は声明の中で「この協定は中国銀行とモスクワ取引所の提携を新たなレベルに引き上げ、ロシアと中国の資本市場の開発を後押しします。我々は協力し、デリバティブを含む新商品を生み出す計画をしています。モスクワ取引所でのCNY取引の増加は、グローバルな金融市場で自国通貨をさらに使用して国際的な取引を行う当社クライアントの需要増大を意味し、今回の協定はこれらのニーズを満たす手助けとなります。」

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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