力強い実績発表続く:マネックスグループ、9月取引高、第3四半期で最高値
マネックスグループは9月の取引実績を発表した。世界の取引業者の大半から発表されている通り、9月の顕著な取引高の発表は続いた。
- グローバルFX取引高は435億ドル、前月比48%増加、前年同月比8%減少。経営状況は快方に向かってきているが昨年のレベルにはまだ回復していない。
- グローバルDARTs(1営業日当たりの収益を伴う約定もしくは取引の件数)は323,299件、前月比11.5%増加、前年同月比9.3%減少。
- 店頭FXの日次取引金額は138,568百万円、前月比では112%の目覚ましい増加。
- 店頭FXの稼働口座数は62,348口座、前月比微増。
フォレックス・マグネイトは9月初めに報じた様に、同社はMT4の提供を10月末で終了し、Tradable社のプラットフォームに焦点を当てる方向にシフト変更した。
業界全体に広がるトレンド
このマネックスグループの9月の強固な結果は、数の業者から報告された実績に沿っており、全てのリテールブローカーの間でFX市場のアクティビティが爆発的に増加した。この理由は多面的ではあるが、中央銀行による金融政策やそれに対する期待、スコットランド独立の住民投票等、マクロ経済的かつ地政学的発展が直接関連している。
2014年第3四半期が終わり、業界のブローカーや取引機関は特に取引高、新規顧客数、事業活動に特に力強い実績を出した。
フォレックス・マグネイトはこの数日で、MOEX、DMM.com証券、サクソバンク、CME、KCG Hotspotが9月に高実績を挙げた事を記事で取り上げた。

マネックスグループ グローバルFX取引金額推移(2013年8月-2014年9月)
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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。
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