米登録ブローカー、約5年間で顧客に1,800万ドルの過剰請求

 米国の登録ブローカーLinkbrokers社は、顧客に1,800万ドルの過剰請求をしたとして当局に提訴された。同社のキャッシュエクイティデスクは、顧客に口座にかかる手数料について誤った情報を伝えていた。低手数料と謳い顧客を騙していたのだ。米SECによると、一部のケースでは本来の手数料の約1000%以上過剰に課されていたものもあったという。

 調査により、同社が顧客に気づかれにくいマーケットのボラティリティ発生時にマークアップやマークダウンをし、詐欺を隠ぺいしていた事が発覚した。

 SECの執行部門の市場不正課のチーフであるDaniel M. Hawke氏は「Linkbrokersの従業員は、疑いを持たない同社顧客から盗み取る為に画策された不正なスキームに関与していた。」とコメントした。

 本件に対し、Linkbrokers社は当局との和解に応じ、制裁金として1,400万ドルの支払いに合意した。この過剰請求は2005年から2009年の間で行われ計36,000件に及ぶ取引が対象となった。

 同社は営業を停止し、規制業者としての登録を取り消した。また、残りの資産は回収され、被害を受けた顧客に返還される事となる。

 さらに、同社の4人の従業員が有罪となり、400万ドル以上不正利得と利息の返還に合意している。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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