OTC取引が減少トレンドの中、東京金融取引所くりっく365取引高、7月は5.6%増加
東京金融取引所が発表した7月のくりっく365取引数量は1,710,893枚(一日平均では74,384枚)で、前月比5.6%増加であった。しかし、前年同月は異例の取引環境で取引が活発であったため、前年比では58.1%の大幅な減少を示している。また、くりっく株365の取引数量は316,627枚で前月比2.8%増加であった。
取引の内訳を見てみると、最も取引が行われたのはやはりUSD/JPY、次いでAUD/JPY、EUR/JPYであった。前月比で最も大きく伸びたのはNZD/JPYで32%の増加であった。この背景にはニュージーランド準備銀行が連続的に行われていた政策金利引き上げの一旦休止を示唆した事が挙げられる。取引シェア最大のUSD/JPYは前月比16.8%増加であった。
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2014/07/01 東京金融取引所、6月くりっく365取引、全通貨ペアで落ち込む
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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。
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