マネックスグループ、4月取引高17.7%減少し333億ドル
マネックスグループは、4月の月次概況を発表した。
4月月次概況ハイライト
- グローバルFX取引金額は、前月の405億ドルから17.7%減少し、333億ドル。
- グローバルDARTs(1営業日当たりの収益を伴う約定/取引の件数)は、前月の340,766件から11.6%減少の301,205件。
- マネックス証券の稼働口座数は、前月から2,317口座増加し、896,957口座。
- マネックス証券の店頭FX稼働口座数は、前月の62,484口座から62,539口座へ増加。
- IBFXを含むTradeStationグループの稼働口座数は、前月の83,167口座から650口座増加し、83,817口座。また、DARTsは、181,781件から15,322件減少し、166,459件。
アナリスト達によるとボラティリティの低下が3月からの取引高減少トレンドの引き金となっている。一方、米国でのスワップ執行ファシリティや欧州でのEMIRレポーティングの規制が今年始めに施行された事や、現在も続く主要為替取引所ディーラーの調査が行われている事が、取引高の低下を招いたと推測するアナリストもいる。
静岡銀行は、マネックスグループ株の20%買収を4月に発表し、また同月、同グループは、米国マサチューセッツ工科大学メディアラボへの参画も発表した。その後公開された2014年3月期決算での営業収益は54,700百万円で、前年比51%増加であった。
■関連記事
2014/04/23 デベロッパー集結、tradable社とマネックス証券がアプリ開発の『ハッカソン』を今月開催
2014/04/23 マネックスグループ、2014年3月期決算速報値:大証FX伸び悩む
2014/04/21 マネックスグループ、米国マサチューセッツ工科大学メディアラボへ参画
2014/04/03 静岡銀行、マネックスグループ株式19.54%を取得し、資本業務提携
この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。
最新ニュース
おすすめ記事
- マネックスが2月業績を発表 総収益はやや減少
- EUによる仮想通貨取締強化はナシに? テロ融資への懸念から一転
- セブンインベスターズ社、VTトレーダーⅡを正式リリース:新たなプラットフォームが日本市場へ
- ICAP社 3月取引高 発表 FX19%ダウン
- ロンドンで11月11・12日、World Money Showを開催
- フィンテック企業ゼネリックソリューションが千葉銀行と提携 金融ビッグデータ分析で
- 金融先物取引業協会、四半期実績発表:取引所取引、27.7%増加
- 独占記事:テディー・サギー氏のプレイテック社がFXブローカーAVA Trade社買収の動き
- トルコ当局、バイナリーオプションブローカーを訴え、ウェブサイトを停止
- アルゼンチン、ドル取引を抑制
コメントはまだありません.