FXCM社の年間報告書が語る、取引高トレンドと新たな訴訟問題

by Forex Magnates at 18 March, 2014 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者 | 海外総合

FXCM logo FXCM社がSECに提出した年間報告書から、同社の様々なトレンドや訴訟問題が明らかになった。

取引高内訳、CFDシェア拡大、収益向上

 FXCM社の主要商品の取引高は、特定の通貨ペアに顕著なトレンドがあった。59もの通貨ペアを提供しているにも関わらず、わずか7通貨ペアだけで、2013年の総取引高の69.1%を占めた。さらに具体的に言うと、EUR/USDが21.7%を占めていた。

 また、2013年中はCFD取引の増加も注目であった。リテール取引高の17.4%しかCFDは占めていないにも関わらず、リテール収益の31%を占め、前年の27%から拡大した。同社はSTPモデルへのより多くのオーダーフローにシフトしている事を発表したが、FX以外の商品から高い利益率を達成し続けている。

訴訟手続き

 同社は、FXCM US社がRevelation Forex Fundと同社社長Kevin G. White氏、関連会社のRFF GP,LLC、KGM Capital Management,LLCから今年1月に集団訴訟を起こされている事を明らかにした。FXCM US社は380万ドルを超える損害、テキサス州法に基づく懲罰的損害賠償、金利、弁護士費用が求められている。

V3 Markets社の誕生

 2014年2月28日FXCM社はInfinium Capital社とその関連会社の一部の買収を完了した。買収額は3,000万ドル相当であった。この新規ベンチャーはFXCM社とLucid Markets社を含み統合されたV3 Markets,LLCとして確立されたFX取引業者である。

 この買収は以前から取り組まれていたものであるが、先月遂に完了した。この合併の動きには、同社が金融商品の幅を広げるという大きな戦略があった。また、マルチアセットクラスにおける多くの金融取引所との高レベルな接続性を提供する事も目的とされている。

その他の注目トレンド

 その他の注目点として、リテールと法人取引部門の経費拡大である。2013年は、ブローカー手数料がわずかに増加し、法人のマージンが縮小した。ブローカー手数料はリテール取引収益は8%の増加率をしのぎ、9.9%アップであった。法人部門では、取引とプライムブローカレッジ手数料は、2012年は収益の27.7%であったが2013年は30%に増加した。同時に、法人の合計収益は68%増加、取引高は72%増加であった。しかし、100万ドル取引当たりの収益は、2012年の54ドルに対し、2013年は51ドルであった。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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