メタクオーツ社、ビルド600をリリース:マーケットプレイス、MT5、そして規制との調和

by Forex Magnates at 5 February, 2014 カテゴリ: 取引システム | 海外取引システム | 海外総合

metaquotes メタクオーツ社は、予定通りMT4のビルド600を3日の晩にライブリリースした事を発表した。この新しいビルドで、メタトレーダー4ユーザーが同社のEAやその他の取引アプリマーケットプレイスにアクセス可能な『マーケット』タブをプラットフォームに追加された。現在まで、プラットフォームからのマーケットプレイスへのアクセスはMT5からのみ可能であったが、MT5自体あまり普及していない。マーケットプレイスローンチの意向については昨年半ばに発表されており、メタクオーツ社のビジネスモデルは、メタトレーダー向けの取引シグナル等のサードパーティーアプリからの収益増加へとシフトしている。

 ビルド600にはマーケットプレイスに加え、メタトレーダーの自動売買やカスタムインディケーター構築システムの基礎となるMQL4のコーディング言語の大幅なアップデートも含まれている。このアップデートにより、MQL4はMQL5言語や機能性により近づいた。同社によると、これまでに構築された既存のMQL4ファイルはアップデート後も正常に機能し続けるという。

 この言語の変更は、MT4向けに構築されたEAやその他の取引アプリがよりMT5に簡単に適応できる環境を作るだろう。2010年のメタトレーダー5のローンチ以降、十分確立されたMT4ほどの魅力を発揮できず、リリースしてから現在までの数年間、メタクオーツ社はマルチ取引サーバーの管理の効率性向上、ブリッジ無しのリクイディティプロバイダー統合等のMT5のサーバー側の特長を強調してきたが、わずかな数のブローカーしか取り入れていない。この理由は、MT5がMQL4ではなく、MQL5を使用しており、MT4ユーザーは、プログラムをMT5用に再構築する必要があったからだ。昨年メタトレーダーを後発組で導入したIG社City Index社でさえもMT4を選んでいる。

 今回のアップグレードでMT4用に書かれたプログラムがMT5上で簡単に起動できるようになり、遂にブローカーやトレーダーのMT5移行が実現するかもしれない。

規制

 規制上のトレンドについては、自動売買やサードパーティーアプリに対して金融当局が焦点を当てている。自動売買ストラテジーの開発者やソーシャル取引のリーダー達が果たしてマネーマネージャーのようなライセンスを必要とするのかどうかについて、現在世界中で議論されている。

 2013年のフォレックス・マグネイトロンドンサミットでは、米国の規制を受けるブローカーによるサードパーティー商品のマーケティングについての議論が行われ、例えばマーケティング資料に人気のサードパーティーアプリについて取り上げる事はその商品を推奨していると見做されるのかどうかという議題が挙がった。

 メタトレーダーの場合、一部の管轄では、プラットフォーム内の取引シグナルやEAへのアクセスを提供する際、顧客に提供する前にブローカーが各商品の個別レビューを行う必要があると定めた。これについてメタクオーツ社は昨年フォレックス・マグネイトに、顧客が購入可能なシグナルをフィルターする管理機能をブローカーに提供していると説明した。このフィルター機能はマーケットプレイスにも存在すると想定される。

■関連記事
2014/01/30 メタクオーツ社、MT4を2月にアップグレード予定:互換性の維持を約束
2013/08/07 メタクオーツ社、MT4のアプリケーション・マーケットプレイスを開始

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

latestreport_here





コメントはまだありません.