OANDA社のQ4米顧客利益率減少は、スプレッド変更かそれともマクロ経済が原因か

by Forex Magnates at 30 January, 2014 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者 | 海外総合

 先日、フォレックス・マグネイトは、2013年第4四半期米国リテール顧客の利益率についてレポートした。中でも注目すべき数値は、OANDA社である。同社の利益率は昨年の40%から32.5%に落ち込んだ。この減少について私達は同社が固定スプレットから変動スプレッドに変更した事が原因と考えた。プライシングの変更は、執行能力の低さへと繋がるのではと疑問を抱く多くの顧客の間で話題となっている。

Courtney Gibson, VP of Trading, OANDA

OANDA社トレーディングVP
Courtney Gibson氏

 これについて、OANDA社のトレーディングVice PresidentであるCourtney Gibson氏は、同社の意見を我々に語った。彼は、同社が変動スプレッドの導入以降、執行能力の向上に努めており、現在はポジティブなスリッページとネガティブなスリッページを受ける注文がほぼ同等になっているという。また、スリッページに対する顧客のクレームについても認識しているが、それらの大半はストップロスに関する混乱によるものだと加えた。彼は「ストップロスはマーケットがストップロスの値をクロスした後の最初の価格で常に実行されます。」と説明した。つまり、その結果ストップロスのスリッページは、利益確定注文と比べて大部分がネガティブになる可能性があるという。

 米顧客の利益率減少についてGibson氏は、テクノロジーの側面よりも2013年のマクロ経済状況の結果によるものと考える。とりわけ、米顧客はFRBのテーパリングを予測し投機、2013年の大半でEUR/USDが回復を見せた事から、ユーロ売りをして厳しい時期を経験したという。また、他のブローカーの米顧客の結果についても同社と同じような減少傾向があった事を指摘した。米国以外の地域では状況は異なり、同社のカナダ顧客の利益率は約40%、日本では48%という実績を挙げていた。

■関連記事
2014/01/28 注目記事:Q4米リテールFXブローカーの顧客利益率発表、依然IB社がトップ、OANDA社順位落とす

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

latestreport_here





コメントはまだありません.