EUの新ルールMiFIDⅡに関する最新情報:高頻度取引弾圧、ポジション制限および投資家保護が目的

by Forex Magnates at 20 January, 2014 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

EUP 投資家のためのより安全で効率的な金融市場を確保することを目的とした新ルール、EU(欧州連合)のMiFIDⅡ(金融融商品市場融商品命令(Directive on Markets in Financial Instruments )が、1月14日に正式に欧州議会と閣僚会議の交渉担当者によって合意され、その翌日欧州議会の公式プレスリリースで発表された。

 一般合意は正式に批准されておらずまたフルで書かれていないが、MiFIDⅠを刷新することを目的としており、おそらくEUの金融機関がビジネスを行う方法に大きな影響を与えるだけでなく、28の加盟メンバー会社である特定のソフトウェアおよびテクノロジー・サービス・プロバイダーのエンドユーザー(ファンドマネジャー、トレーダー、投資家)に影響を与えることになる。プレスリリースでは、新ルールにおける次の4点の変更が要約されている:

  • マーケット構造
  • 投資家保護
  • コモディティ
  • 高頻度アルゴリズム取引

 変更は、ポジションの制限(米国内に存在するような制限のような)の確立により、投機的なコモディティ取引を抑制することを目標に設計され、高頻度取引の規制は、システミック・リスクおよび価格操作を軽減し、既存のMiFIDIに含まれる現在の法律に関連した抜け穴を閉鎖することにある。

 フォレックス・マグネイトがコンタクトしたEU議会のスポークパーソンは、このアグリーメントが、現時点では、本当に政治的なものであり、公式テキストはまだ起草されておらず、誰かが影響を受ける前にまだ存在するマイナーな技術的な問題を最初にいかにして、かつ合意された新しい任務の範囲内で、最初に克服しなくてはならないのかについて同意した。このように現在テクニカル的な会議で微調整中であり、本会議投票は欧州議会の3月会合で行われることが予想されている。

 米ドッド・フランク法も最初の提案がされてから発効するまで何年もかかっているが、ドッド・フランク法と比喩的に比較して、EUエリア内の約6,000銀行を含む市場参加者に対して大規模に重大であるため、MiFIDⅡへの変更は、より長く徹底的に理解されなくてはいけないものになるだろう。

 変更計画は2014年から開始されると予想されている。公式プレスリリースによると、規制は「包括的」と記述され、EUでマーケット・オペレーターと取引後透明度情報サービスの提供に適用される。

 欧州議会で最大の政治団体であるEPPグループ(27の加盟国からの274人から構成)による公式のプレスリリースで、この新法に携わるMarkus Ferber議員は、「新ルールは、世界的な金融危機で明らかになっていた金融市場の脆弱性を解決します。全体の金融システムは、新しくかつ意欲的な要件から恩恵を受けるでしょう。個人投資家から多国籍投資銀行まですべての市場参加者は、より高い安定性とセキュリティを獲得することができます。EUは、先進かつ現代の基準を導入する世界初のメインプレーヤーなのです。」と述べた。

Source: iFXexpo.com

 1月22―23日にマカオで開催されるフォレックス・マグネイト主催の‟iFX EXPO“では、このEUの新ルール発表に関する反応や関連したルールがどのようにアジアにシフトして、もっと管理的コンプライアンスを緩和させより少ない制限となるのか、興味深い会話が交わされることだろう。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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