顧客資金でカジノ豪遊、逃亡し続けたFX詐欺師、遂に懲役15年の判決

by Forex Magnates at 17 January, 2014 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

DoJ FBIと米司法省が15日のプレスリリースで、FX詐欺を繰り返してきた犯罪者Aleksander Efrosman(51歳)が、遂に米連邦裁判所の判決により懲役15年と約400万ドルの制裁金の支払いが課された事を発表した。

 Aleksander EfrosmanはCentury Maxim Fund, Inc. とAJR Capital, Inc.の投資マネージャーで、電子詐欺を実行したとして188ヵ月の懲役を言い渡された。本件は、2006年にCFTCが彼とこの2社を提訴した一連の事件に続くものであった。彼は米国に逃亡していたがその後ポーランドから引き渡され2012年10月18日に有罪となっていた。

ハリウッド級の逃亡劇

 2004年1月から2005年6月まで、ブルックリンとスタテン島のオフィスに勤務したEfrosmanは、株とFXの取引を行うといい投資家から資金を騙し取っていた。また、投資家に利益を出しているという虚偽の取引実績や、“ストップロス”メカニズムによって投資金額が守られている等と伝え100人から500万ドル以上を集めた。彼は約束通りの取引は行わず、コネチカット州のカジノで300万ドルを使う等個人的な目的に資金を横領した。

 投資家の資金数百万ドルと共に2005年にアメリカに逃亡したEfrosmanは、その後名前を“Mikhail Grosman”と偽り高度に偽装されたロシアのパスポートでメキシコのコスメル島、パナマ、そしてポーランドを旅した。当初、米連邦捜査員は彼の足取りを追っていたが、オーストリア、チェコ、ポーランドの捜査当局の協力もあり、遂に彼は2010年5月28日にポーランドのクラクフで逮捕され、彼の逃亡劇は終止符を打たれた。

 ハリウッド映画を思い起こさせるようなこの事件は、今月日本公開のレオナルド・ディカプリオ主演の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』や2002年の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のストーリーにも似ている部分がある。

 米国弁護士のLoretta Lynch氏は公式プレスリリースの中で、この悪名高い逃亡者について「本件は、まさに古いことわざにある“You can run, but you cannot hide.(走っても、隠れる事はできない=結局逃げられない)”を証明している。なんの疑いも持たない投資家から500万ドル以上を盗み逃亡し、法の網を逃れる為に様々な国を渡り歩いた。各国の協力が逮捕へと結びつき、遂に彼の顧客の信頼を裏切った行為に対して責任を負うべき時が来た。」と語った。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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