嵐の後で買収:Infinium社元従業員、株式プランの損失で同社を提訴 FXCM社に好機到来か

by Forex Magnates at 14 January, 2014 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者 | 海外総合

 2014年1月7日にシカゴの裁判所に提出された訴状によると、シカゴ拠点のアセットマネージメントおよび高頻度取引業者のInfinium Capital Holdings社(以下Infinium)の関連会社であるInfinium Capital Management社の元従業員31名(原告)は、2012年3月2日までに、従業員株式インセンティブ・プランとして知られるInfiniumの従業員資金プールにおける変換ローンに騙されたと主張し、Infiniumおよび関係する個人に対して、証券詐欺として407万5,215.87ドルに費用や利息等を加えた金額を求めている。伝えられるところによるといくつかのケースでは従業員の老後の貯蓄を使用していた模様だ。

Excerpt from the Case Document

(本件関連書類からの抜粋)

 フォレックス・マグネイトは、FXCM社がInfinium社の株式を1,200万ドルで取得する計画について既にレポートしているが、これはFXCMが同社の株式所有権を買収しようとしており、もし株式所有権の転換価格が契約に含まれているとすれば、FXCMが新しい市場や資産クラスへの多角化を推進するための手段なのではないかと推測している。

 フィナンシャル・タイムズ紙の記事には、「InfiniumのCEOであるMark Palchak氏(同氏は被告にはなっていないが参考人となっている)は、コメントを拒否しているが、ただ、Palchak氏の言葉を引用すれば、同社はFXCMとの潜在的なディールにおける戦略的な再編が進行中であり、現時点で、正式なオファーはされておらずまた株主に拒否されたわけでもないため、特にコメントすることが適切とは言えないかもしれない。」と書かれている。

 またロイターは、「FXCMは、まだInfiniumに対して正式なオファーを提出しておらず、特にどの資産に興味を持っているかには言及せずに、Infiniumに対する訴訟が、買収しようとしている資産や新しい組織に雇用されることになる人々に影響はないため、我々のディールには関係しない。」と述べたと報じている。

 FXCMが、ウォーレン・バフェット氏のように「会社は嵐の後に買う」のであれば、Infiniumの大惨事という好機は、FXCMが今後、競争の激しい米商品先物およびデリバティブ市場でマーケットシェアを獲得する上で、そのサイズと構造を活用するための触媒になる可能性がある。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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