また新たな横領事件発生-米NFA、R2 Capital Group社に対し緊急措置を発令

by Forex Magnates at 26 December, 2013 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

nfa_logo NFA(全米先物協会)は、CPO(コモディティー・プール・オペレーター)のR2 Capital Group社に対して緊急措置を取っていることを発表した。同社は9月にNFA の会員権を取得したばかりだが、NFAは10月の同社の財務見直し時に、不規則な会計を発見したとして、同社および関係者のRandell Vest、Ryan Tomazin、Ryan Madiganの3氏に対して、“MRA(Member Responsibility Action:会員責任訴訟)”と“Associate Responsibility Action(アソシエイト責任訴訟)”を発令した。

同社に対するMRAの発令では以下のような禁止事項が示された:

  • R2 Capital Group、Vest氏および同社に代わって行動するいかなる者も顧客または投資家からどのような資金を求めたり受け取ったりしてはならない。
  • いかなるマネージドアカウント、コモディティー・プール、コマーシャルプールまたはR2 Global Fund ILP(Global Pool)を含めた投資商品の勧誘、もしくは顧客注文の発注をしてはならない。
  • NFAからの事前の承認なしにいかなる資金の支払いおよび移動をしてはならない。

 調査結果では、同社のマネージドプールには2010年-2011年の間、240万ドルの顧客資金があった。その内の120万ドルは損失となり、残りの120万ドルは現在行方不明になっており、NFAは、同社関係者が自分たちの個人的な使用のために、合計100万ドル以上をプール資金から引き出したと見ている。

 NFAのレビューによると、同社は、顧客資金だけでなく、同社が管理する2つのファンドの取引実績を明らかにすることを怠っており、また、同社の営業登録をニューヨーク州としていたにもかかわらず、フロリダ州やコロラド州でも活動していた。

 最近のMRAの発令には、NFAの10月のAlphametrix Group社に対する横領の申し立てやCFTC(全米先物取引委員会)によるCPO、Direct Investment Products社に対するR2 Capital Groupと似たような申し立てがある。業界がブローカーの詐欺とはほど遠い中にいながらも、顧客資金の管理に対して、このような悪用のケースがCPOやマネーマネージャーに対する大きな規制につながることになるだろう。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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