NFA、新修正案でPAMMに焦点:EA、ソーシャル取引、コピー取引にも影響か?

by Forex Magnates at 17 December, 2013 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

nfa_logo NFA(全米先物協会)はCFTC(米商品先物取引委員会)に新たな修正案を提出した。この修正案はNFA Compliance Rule 2-10の複数口座間での注文割り当てについてである。

 IB(仲介業者)、FCM(先物取次業者)、CTA(商品取引顧問業者)、そしてEAM(適格口座マネージャー)は、割り当てられた注文についてNFAにその情報を提出しなければならない事となる。NFAによると、この規制は、注文処理システムの各ステップで顧客の注文が追跡される適切なオーディット・トレールを提供する事で取引の不正割り当て等から顧客を保護する事が目的とされている。

背景
 NFAによると、リテールFX業界の合同運用ファンドは、近年爆発的な成長を遂げている。これらは、PAMM(Percentage Allocation Management Module:マネーマネージャーが複数の管理口座への注文の割り当て管理する方法)を使用している。各管理口座は、マスター口座のサブ口座と位置づけられ、取引の際にはマスター口座が使用され各口座に割り当てられる。

NFAの懸念
 NFAは、マスター口座が法的にコモディティプールとして構築されていないにも関わらず、個々の口座をコモディティプールの参加者と同様に扱われるパーセンテージ割り当てメソッドが問題であると懸念している。

 また、PAMMについては、マネージドアカウント保有者が、口座の閉鎖や自分の資金に適宜アクセスが出来ない可能性がある事、顧客が割り当てメソッドの結果公正に扱われない可能性があるという事を懸念している。

 まとめると、NFAがCFTCに提案した修正案は、CTAは引き続きひとまとまりの注文をする事が出来るが、CTAは各サブ口座の要望に基づき、ロット数の割り当てを確実にするポリシーを実行しなければならない。さらに、取引を実行する前に、CTAはそれぞれのFCMやRFEDに、サブ口座に注文をどのように割り当てるかを告知する必要もある。これについて、FCMとRFEDは当該情報をマネーマネージャーから受け取り、割り当てが正しく実行された事を確認する義務がある。そしてCTAは、割り当てと注文実行を記録しなければならず、これらはNFAの監査の対象となる。

 PAMMについては、CFTCがこの修正案を12月22日に承認しないようであれば初期の影響は最小限で、CTAはFX口座の管理に引き続きPAMMを使用する事が出来るが既存の割り当て方によってはより制御する必要がでてくる。PAMMの規制が更新されたら、NFAがEAやソーシャルトレーディング、コピートレーディング等の擬似的な管理商品について調査を実施してもおかしくはない。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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