UBS銀行、従業員によるソーシャルチャットルームへのアクセスを禁じる

by Forex Magnates at 29 November, 2013 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外業者 | 海外総合

ubs logo スイスの金融監督局であるFINMAがFXディーラーの為替相場操作疑惑に対し、各国の規制当局と協力し捜査を開始するという発表から、現在も調査が続く中、27日にUBS銀行の経営幹部から従業員へ送られた通達について報じたメディアの情報によると、UBS銀行は最近マルチディーラーチャットルームへのスタッフのアクセスを禁止した。

 ブルームバーグが同社のスポークスパーソンに確認した内容によると、社員へ向けた社内通達で、同銀行の執行委員会は従業員に対して、全てのソーシャルチャットルームを禁じ、即座にクローズされなければならず、マルチバンクとディーラーチャットルームも禁止される事を明確に述べた。但し、例外的にビジネス上不可欠とされる場合の利用は、その案件の責任を負う同委員会メンバーとコンプライアンスオフィサーの承認が必要であるという。

 このようなチャットの価格操作への関与にここ最近焦点が絞られて捜査が進められ、今回のソーシャルチャットルームとディーラーチャットルームの利用禁止は、最近のバークレイズ、ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS)、Citiグループの取り締まりに続いた。

 フォレックス・マグネイトの調査では、ソーシャルチャットルームへのアクセスを禁止しただけでは潜在的な共謀を阻止するのに十分であるとは言えない。ディーラー達はインターネット上のチャットに限らず、他にもコミュニケーションをとる手段があるからである。

 価格操作を企てるやり取りは電話、Eメール等の手段を使って行われている可能性もあるが、マーケットのスピードは情報の伝達スピードの必要性を意味する為、タイミングは非常に重要である。そのためインターネットや音声、その他電子的な方法でのやりとりが最も早い手段とされている。

■関連記事
2013/11/22 FXレートの不正操作疑惑で、主要銀行に対する新たな集団訴訟
2013/11/12 ゴールドマンサックスグループとLloyds Bankingグループ、FX市場操作調査に協力
2013/11/06 為替相場操作被害で米年金基金、7銀行を提訴:HSBCは調査当局への協力を表明
2013/10/18 英FCA、FX市場操作の調査着手を発表
2013/10/16 米FBI、為替相場不正操作の捜査に乗り出す
2013/10/07 スイス金融監督局のFINMA、為替相場操作調査で外国規制当局ともタイアップ

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

latestreport_here





コメントはまだありません.