CMEグループ、7月にハッキング被害、FBIが捜査

by Forex Magnates at 19 November, 2013 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者 | 海外総合

CME 世界最大のデリバティブ取引所であるCMEグループは15日、2013年7月にサイバー進入攻撃の被害に遭っていたという情報を自社のIRサイト上で公表した。

 CMEグループの発表によると、CME ClearPortプラットフォームに関係のある顧客情報が漏洩したことが発覚したという。ウォールストリートジャーナルに掲載された報告によれば、2,000社を超す企業が使用する、7,000件を上回るパスワードが漏洩していた。

 CME ClearPortプラットフォームは主にエネルギーと金属のOTC取引を対象としたクリアリングサービスであり、同グループによれば1日45万件を超すOTC取引が処理されるという。このプラットフォームを利用するトレーダーは世界中で1万7,000を超え、その中には銀行、ヘッジファンド、先物取次業者、クリアリングを行う業者などが含まれている。

 CMEグループは発表で、同グループが最優先事項として顧客情報保護のために整備した手段についての詳細を説明し、同グループでの取引の安全性を顧客に保証しようと努めている。またCMEグループは、高度なコンピューターシステムとサイバー攻撃保護チームを維持し、さらなる進入攻撃を防ぐためのプロセスも整っているとしており、同グループが近年サイバー攻撃の被害を受けた数多くの機関の1つに過ぎない点を強調している。

 同グループは顧客を保護するため、サイバー進入攻撃の影響を受けた利用者の認証情報の変更を義務づけ、影響のあった顧客に直接コンタクトを取っている。

 CMEグループは、これまでにCME Globexでの取引が不利な影響を受けたり、CME ClearingやCME Clearing Europeによるクリアリングサービスの提供、およびCME marketsにおける取引が妨げられたりした形跡はないと言明している。

 またCMEグループは、今回の事件がすでにFBIの犯罪捜査の対象となっており、同グループが捜査に協力していることも公表している。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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