独占記事:元JPモルガン弁護士のDavid Andrews氏がロンドンで新たなECN(電子商取引ネットワーク)のAtom8を開始

 今日のきわめて高度化した国際的技術環境においても、ロンドンは依然定評ある大規模な伝統的金融機関の代名詞であり、その歴史は産業革命にまで遡ることも多い。

 金融市場に電子取引が登場したことから、ロンドンの主要な金融業界参加者の規模は拡大し、十分な資本を有するようになり、法人FX顧客ベース、FX会社への流動性供給、そしてFX業界専門のサービス・プロバイダーの設立に急速に取り組むようになった。

 5日正式にサービスを開始したAtom8も新たに設立されているいくつかの会社で見られる発想に従っている。すなわち、ロンドンは営業コストが高く競争が激しいにもかかわらず、きわめて魅力的な立地にあるという考え方である。

 FCA(金融行動監視機構)の規制下にあるAtom8は、自らを技術重視の電子商取引ネットワーク(ECN)FXであり、自動取引に注力するスプレッド・ベッティング・ブローカーだと定義している。

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Atom8 CEO David Andrews氏

 Atom8は、技術開発についての関心の一環として新たなトレーディング・プラットフォームであるAtom8 Trader Proとともに市場に参入した。これはソフトウェア会社からライセンスを取得し、FX、CFDおよび英国でよく見られるスプレッド・ベッティング取引を促進するためのプラットフォームである。また、法人および個人のトレーダーが同じ市場でやりとりすることを可能とするアルゴリズムのツールキットも提供する。

 同社の共同創設者の一人でありCEOに就任するDavid Andrews氏は、かつてJPモルガンで商業弁護士を務めており、クロス・アセット・エキゾチックOTCデリバティブおよび証券化デリバティブ関連の法務チームに所属していた。

 新たなECNの設立に関して、Andrews氏はフォレックス・マグネイトに対し、Atom8は個人顧客にはロースプレッド(raw spread)のスプレッド・ベッティング、FX/CFD口座および無料の自動取引アルゴリズムのプログラミングサービスを提供し、法人顧客にはカスタマイズ可能な多通貨PAMMファシリティ、FIX アプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)および匿名によるマルチAPI設定ECNへのアクセスを、低レイテンシーの接続性で提供する予定であることを告げた。

 Andrews氏は新たなプラットフォームで、機関投資家および個人トレーダーの両方に、流動性における伝統的な枠組みを大幅に強化するサービスを提供する意向であり、顧客にはECNプールに直接発注し、自らが本質的にはマーケット・メーカーとして行動することを可能にして、スプレッドの支払いを行わずに済むようにしたいと考えている。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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