中国の金融規制当局はコモディティ・オプション取引を準備

by Forex Magnates at 31 October, 2013 カテゴリ: その他 | 海外その他 | 海外総合

China Securities Regulatory Commission Logo 中国の金融市場の専門家たちは政策当局者との持続的な闘いに直面している。政府が、大いに待ち望まれている国際市場との競争に向けた改革についてチャイニーズ・ウォールを維持しているためである。しかし事態の展開から、金融監督当局である中国証券監督管理委員会(CSRC)はコモディティ・オプション取引を開始することを示唆した。

 当局のウェブサイト上の通知では、11月8日からコモディティ・オプションのシミュレーション取引の開始を認めると述べられている。この動きは大連商品取引所がオプションのシミュレーション取引について検討を始めてから12か月後に実現することとなる。シミュレーションは新しい商品やソリューションの開始に先立って取引所では一般的な慣行である。

メイド・イン・チャイナ

 オプション契約の明るいニュースに加えて、同取引所は中国本土に支店の開設を図る海外の取引所に対するスタンスを繰り返した。

 中国では、海外企業が事業によって中国で容易に利益を得ようとすることを禁じている。上海では新たな自由貿易圏が具体化しているにもかかわらず、海外を拠点とする取引所は拡大しつつある中国の資本市場構造を利用することは認められていない。

先物取引が先行、オプション取引はこれから

 中国は23年以上も前に先物を迎え入れた。最初の契約は鄭州に設立された中国鄭州穀物卸売市場で1990年10月に取引が行われた。

 1990年以降、中国の経済成長および経済活動が急速に拡大したことによって、コモディティ・デリバティブ取引所の設立が相次いだ。

 現在中国には4つの主要な先物取引所が存在する。

  • 鄭州商品取引所(ZCE、1993年設立)
  • 大連商品取引所(DCE、1993年2月設立)
  • 上海先物取引所(SHFE、1999年設立)
  • 中国金融先物取引所(CFFEX、2006年9月設立)

 中国のオプション導入は、BRICS諸国が一通りのデリバティブ契約を提供する流れに花を添えるものとなるだろう。新興5か国の中で 中国だけが商品取引に消極的だったのである。

 オプションは完全な多重資産取引ソリューションを国内の投資家に提供する中国の努力の重要な要素となるだろう。また、企業はオプションによってコモディティ価格に影響をおよぼすボラティリティへのエクスポージャーを管理することによって最も大きな恩恵に与ることとなろう。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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