ヨーロッパ大陸に広がる反HFT感情:欧州議会、実行抑制に関する草案を作成

by Forex Magnates at 29 October, 2013 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

 先週の終わりにかけて、欧州議会の議員たちが、HFT(高頻度取引)の抑制に関する加盟各国の中央政府の取り組みをまとめた草案を作成した。この草案は、ヨーロッパ大陸で同一水準の金融市場規制を強化する計画のなかで最新の動きである。

当局による電子介入

Markus_ferber

Markus Ferber氏

 欧州議会のメンバーであるMarkus Ferber氏は先週、欧州議会に対して暫定合意の一部を詳述した。その内容は、トレーダーには自身のアルゴリズムを取引の場で検証し、金融市場規制当局による認可を受ける義務があり、その結果、システミックリスクを最小化する方法に関する評価の対象になるというものだ。

 加えて、ボラティリティが高まった場合に、取引プロセスを停止する、サーキットブレーカーが導入される予定だ。

 欧州委員会のMichel Barnier氏が提案するHFTの評価基準の草案は、EUの金融市場規制の広範な見直しの一部である。Barnier氏の提案では他にも、デリバティブ取引を規制のある市場に押し上げることや、商品投機を制限することも目指している。

 ヨーロッパ大陸からHFTやアルゴリズム取引を追放しようとする現在進行中の試みは、他の管轄地域における見解とは相反する。オーストラリアでますます高い評価を受けている規制当局ASICは今年6月、HFTやダークプールを金融情勢の一部として認識しており、除外する意向がないことを発表している。またTMX Atrium社がちょうど同じ週、POP経由でUBS MTF社のダークプールと接続し、ロシア、英国および北米との間でのダークプール接続を容易にした。

 新しい評価基準が効力を有するためには、欧州議会での採決、そしてEU域内28か国の中央政府による承認が必要だ。有効になれば、EUのMiFID(金融商品市場指令)が更新され、新しい規制が反映されることで、EU域内の全市場参加者に適用されることになる。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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