ホワイトラベルソリューション:ブランド力があり、利用が容易で効率性も高い

QIR3_Logo この問題はFXブローカー業界の市場勢力図そのものと言える。企業は他社に打ち勝つための方策を求め、付加価値を提供でき、強みを持つ分野に注力する一方、その他の事業分野の大部分をアウトソースすることに価値を見出している。フォレックス・マグネイトは第3四半期調査報告書にてホワイトラベルソリューションについて取り上げている。

 FX事業の開始に関して言えば、対処すべき最も重要な疑問は、事業を運営する上で最も効率的な方法は何かということである。「そのためのアプリがあります」というフレーズをFX業界にも当てはめることができる。なぜなら、ほとんどあらゆることについて、サードパーティーによるソリューションが提供されているからだ。「誰かマーケティングやセールスを扱ってくれないか?」「ディーリングデスクを運営してくれないか?」あるいは「ITの監視を行ってくれないか?」等、これらはアウトソースはできるのだ。同様に、フロントエンドのプラットフォームやバックオフィスのシステムなどのテクノロジーもすべてサードパーティーの仲介企業が提供可能である。ブランド力のあるホワイトラベルのソリューションを見つけることはこれまで以上に容易になっており、FXブローカーは自分達が価値をもたらすことのできない事業のプロセスを管理するインセンティブはほとんどない。

 ホワイトラベルの事業について学んでみると、ブローカーの利用できるホワイトラベルの枠組みは主に3つあるのがわかる。第1は技術プロバイダーとの提携である。この関係において、技術プロバイダーはブランド力のあるフロントエンドおよびバックエンドのトレーディングシステムの利用を提供し、ブローカーは流動性、データおよびリスク管理手続きの選択と規制関係について責任を負うこととなる。Leverate社、PFSoft社およびメタクオーツ社がこのようなプロバイダーに該当する。

 第2はホワイトラベルのリテールブローカーである。おそらくこの形態で最も一般的なのは、提携先がリテールブローカーのサービスを、ブランド力のあるプラットフォームを通じて、その提供するシステムIT、コンプライアンスおよびリスクマネジメントのサービスとともに再販売するだけの形である。

 第3のモデルは複合的なもので、一般的に、リテール顧客と直接対面することのない法人相手の企業によって提供される。この関係においてホワイトラベルはブランド力のあるプラットフォームやリクイディティソースとのつながり、あるいは銀行の支援を提供される。しかし、ホワイトラベルは依然、すべてのコンプライアンス上および規制上の問題についての責任を有する。リスク管理に関しては、ホワイトラベルの構造によって提供される場合もされない場合もある。

考慮すべき点

 我々の所見の中心となるのは、ブローカーはホワイトラベル事業の形成に乗り出す前に、何が必要かをしっかり理解するよう助言されているということである。前述したとおり、ブローカーは自らの強みに注目し、残りの部分はアウトソースすることができる。何が必要かをはじき出した後、次の段階はホワイトラベルの提携先となるブローカーを選ぶことである。様々なブローカーの間で何を評価すべきかという点に関しては、そのブローカーの技術がどれだけ信頼がおけるか、どのような入金方法を有しているか、どのような法域の顧客を受け入れるのかに加え、風評や支援サービスなども考慮すべき点となろう。また、価格や全般的な費用についても考慮すべきである。多くのブローカーは無償のホワイトラベルの展開を提供している一方、継続的に発生する費用によって長期的には、より高くつくということになるかもしれない。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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