FX Concepts社の親会社、最後の顧客が流出したため破産を申請

by Forex Magnates at 22 October, 2013 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者 | 海外総合

 18日、32年間続いたFX Concepts社の歩みは終わりを告げた。FX Concepts社は、現存する最も歴史あるFXヘッジファンドの一つで、最盛期には北米最大の規模を誇った。

 1981年にJohn R. Taylor氏が設立したFX Concepts社の親会社、International Foreign Exchange Concepts社は、ニューヨークにおいて破産を申請した。これはFX Concepts社が、最後に残っていた顧客の流出を受けて、投資運用ビジネスを終了する旨を発表してから8日後のことだった。

 フォレックス・マグネイトは他の情報源が報じる2週間前に伝えていたのだが、サンフランシスコ市職員退職年金基金が投資資金4億5,000万ドルを引き揚げる方針を可決し、わずか6年前には総額140億ドルを誇ったFX Concepts社から資金を引き揚げる最後の法人顧客となった。

 サンフランシスコ市職員退職年金基金の資金引き上げに関して、FX Concepts社は法廷文書の中で「当時、本件は当社の総運用資産の約66%を占めていたため、償還を行うことは当社のビジネスにとって致命的だった」と述べている。

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FX Concepts社創設者
John R Taylor氏

 International Foreign Exchange Concepts LP社は昨日、マンハッタンの連邦破産裁判所において、資産および負債ともに約5,000万ドルであると、それぞれ別の申請によりリストに記載された。

 同社の破産に関係した違法行為や過誤、詐欺行為、管理不適切といった申し立てはなく、一連の運用実績の低迷が要因となり、結果的に同社の全法人顧客(ほとんどが公的年金基金)が資金を引き揚げることとなった。

 同社の運用資産は今年9月26日の時点で6億6,100万ドルまで落ち込んでおり、サンフランシスコ市職員退職年金基金が資金を引き揚げる決定をした直後に、同社は投資家に資金を返還するため、ポジションの巻き戻しを行っていた。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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