CFTC、共同勘定の悪用に関してR.J O’Brien社に12万5,000ドルの支払いを命令

by Forex Magnates at 1 October, 2013 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

 最近、規制当局が大いに注目しているのは登録先物取引業者(FCM)が保護預かりをしている顧客資金の管理に関する多くの問題である。

 これを実証するように、9月27日(金曜日)、米商品先物取引委員会(CFTC)が定める顧客資金の保護に関する方法を規定したルールに抵触したとして、R.J O’Brien & Associates社に12万5,000ドルの支払いが命じられた。

共同勘定の重要性を強調

cftc CFTCの命令によると、R.J O’Brien社は2012年2月10日もしくはそれ以降に、顧客勘定を持つブローカーおよびノン・クリアリングFCMの預託機関として158万6,000ドルをノン・クリアリングFCMの有担の共同顧客勘定(その勘定のうち約60万5,268ドルは有担の海外先物および海外オプションの顧客の資金)から移転し、有担の顧客資金をノン・クリアリングFCMの分別共同顧客勘定で保有、混蔵および預託したという。

 同社がこのようなことを行ったのは、ノン・クリアリングFCMの分別共同勘定の証拠金不足を減少させるためであり、当該資金がノン・クリアリングFCMの有担勘定としての要件の一部であるかどうかは知らなかったという。さらに、今回の命令によって、R.J O’Brien社はノン・クリアリングFCMに対して証拠金の請求を行っておらず、ノン・クリアリングFCMに対し彼らの有担共同勘定から資金の移転を行ったことを通知していなかったことが判明した。

 同社はフォレックス・マグネイトに対し次のようにコメントしている。「弊社はこの問題についてCFTCとともに謹んで解決にあたる所存です。そして特に申し上げておきたいのが、CFTCの命令によればこの資金移転によって顧客にはいかなる損失も生じてはいないことが明らかになったということです。弊社はノン・クリアリングFCMからの要請により、資金移転が行われてから1営業日のうちに元に戻しており、また、直ちに行動を起こし資金移転にかかる内部手続きを強化しました。」

 フォレックス・マグネイトでは今年5月に、共同勘定の正確な維持の重要性をCFTCが強調し始めており、FCMに対し勧告を出してこれを浮き彫りにしたと報じた。このとき、米規制当局のCFTCは、FCMの報告義務を強化し、共同勘定を保有する企業が勘定を開設しているFCM、クリアリング・メンバーまたは海外ブローカーに対して当該勘定に関する情報を必ず報告し、報告にあたっては、かかるFCM、クリアリング・メンバーまたは海外ブローカーがCFTCにタイムリーな日次の報告書を提出するために、十分な時間をとるような形で行われなければならないことを明確にした。

 その後、全米先物協会(NFA)が課す報告遅延の罰金は引き上げられ、当局はあらゆる日次業務に関する報告書が時間通りに報告されることを確実にしたい考えを示すとともに、規制当局が取引活動のみならず、顧客、FCMおよびIBの間での資金フローについても目を光らせるつもりであることを示唆している。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

latestreport_here





コメントはまだありません.