ICAP社、半期報告書を発表:収益は前年同期比1%減

by Forex Magnates at 27 September, 2013 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者 | 海外総合

 英国のディーラー間ブローカーのICAP公開有限責任会社(以下、ICAP社)は25日、2013年9月30日の半期末より数日先立ち、最新の業況報告を発表した。

 取引後のリスク緩和および情報サービスを提供する同社の発表によると、2013年9月30日を期末とする半期のグループ収益は前年同期比で約1%減少した。

icap logo ICAP社によると、上半期中は米ドル市場のボラティリティが高まったことから、米国債および金利スワップの取引が活発化した。対照的に、ユーロ市場のボラティリティは抑制されていたことから、ユーロ市場の最大の取引ペアであるユーロ/米ドルのEBSでの取引や、グローバル・ブローキング部門におけるユーロ金利取引高についてはマイナスの影響が生じた。

 さらに、ICAP社のビジネスモデルによって引き続き利益は資金化されている。同グループは6月に従来からの中核的な銀行団からの融資枠を3年間延長した。これは8行との間で締結した4億2,500万ポンドのリボルビング融資枠である。また、直近では364日間の5,000万ポンドの期日物ローンも契約している。ICAP社では、2013年9月30日時点の総債務対EBITDAレバレッジ比率を約1.7倍と予想している。

米国債日次取引高は著しく増加

 BrokerTecプラットフォームで扱われた米国債の取引高は、6月中1日あたりでは過去最高の2,150億ドルに達した。これは米国で量的緩和の縮小について議論が高まったことにより促進されたものである。FRBが当会計年度の後半に量的緩和の縮小を開始するとの見通しと、公的債務の内部化の縮小によって、BrokerTecプラットフォーム上での将来的な活動水準がサポートされると予想されている。EBSプラットフォーム上でのトレーディングは、ユーロ/米ドルが昨年のボラティリティ上昇とは対照的に、極端に狭いレンジ内で推移したことで悪影響が生じた。さらに、金融市場が今年初めに発表された日本の金融政策の著しい変化を吸収するにつれて、第2四半期は円市場での取引が減少してきた。ICAP社が公表したリレーションシップに基づく新たな流動性提供サービスであるEBSダイレクトのパイロット・プログラムは進展著しく、275を上回る顧客が加入した。

 グローバル・ブローキング部門の業績はまちまちであり、欧州部門については円LIBOR操作の咎で課せられた25日の6,500万ドルの罰金によって業績が一層悪化することとなった。グループは和解に向けて踏み出すために、発生するFCA(英金融行為監督機構)およびCFTC(米商品先物取引委員会)の和解費用ならびに関連する法務および専門家費用を例外的項目として計上する意向である。今のところ、ICAP社は円LIBORについての係争中の議論に関して米国司法省に支払う罰金および和解費用については用意していない。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

latestreport_here





コメントはまだありません.