IGグループ、第1四半期決算を発表:収益は前年比15%増加

by Forex Magnates at 20 September, 2013 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外業者 | 海外総合

 英国のFX会社IGグループは9月17日、2013年6月1日~2013年9月16日間の第1四半期決算を発表した。

 前年同期と比較して同社の全体的な収益は15%増加した。これは昨年の低迷からの業界全般の回復と一致するものである。

企業の方向性

 同グループは第1四半期中に英国およびオーストラリアのウェブサイトのIG.comドメインへの移行を終えており、第2四半期末までに本格的な公開を完了させるべく作業を進めている。IGグループは第1四半期のパイロット段階成功に続き、FX市場でのシェア拡大を進める施策の一部として、メタトレーダー4プラットフォームの推進を開始したところである。

 イタリアで9月初めに施行されたデリバティブ税は比較的複雑な課税体系を有しているものの、同社の中心的な取引である株式インデックスCFD契約への課税水準は低いことから、収益への影響は限定的だとみている。

 また、オーストラリアにおいてはこの12か月間においてCFD市場への参加者が減少しており、市場規模は約7%縮小し、トレーダーの数は4万1,000人となったものの、同国のCFD市場におけるIGグループのシェアは8月に1%ポイント拡大し、38%となったことが確認されている。

見通し

 IGグループの第1四半期は堅調な滑り出しとなり、今年初期の段階から同社は好調の軌道に乗ることとなった。しかし、通年の予想に関しては、前年同期が低調だったことや特に前年下半期の業績が堅調であったことを考慮すべきである。

 とはいえ、7月に発表した2013会計年度の業績速報において、下半期の取引環境改善に呼応して事業は非常に好調だったものの、純トレーディング収益は1.4%減少し、3億6,190万ポンドとなったと同社は述べている。

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IGグループCEO,Tim Howkins氏

 同社が近い将来目指している方向性をさらに詳しく解き明かすため、フォレックス・マグネイトではキプロスで開催された今年のiFXEXPOで、IGグループのCEOであるTim Howkins氏に対して取材を行った。会話の中でHowkins氏は次のように説明した。「IG創設の基礎をなしているのは、最先端の技術と高品質のサービスです。したがって、弊社はお客様への可能な限り最上級のトレーディング体験とサービスの提供に継続的にコミットしていくという点に引き続き注力していきます。」

 「我々の業界において、短期的にはチャネルとしてモバイルの重要性が高まるとみています。そのため、重要なモバイル技術の最先端に確実に弊社が立つことを目指し、すべての端末について各国の形式に合わせたモバイルサービスの提供を強化していきます。また、お客様の取引について最も優れたサービスを提供する最先端の技術への投資も継続していきます」とHowkins氏は語った。

 同社が依然さらなる地域的な拡大に関心を持っているのかという点も話題になっているが、現時点では定かでない。Howkins氏は次のように説明する。「新たな市場への拡大に関しては、新しい国際的な機会についての評価が、依然弊社の中核的な事業目的の中で最優先されることになるでしょう。」

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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