サクソバンクの上半期財務報告書のポイント

by Forex Magnates at 29 August, 2013 カテゴリ: その他 | 世界FX取引業者動向 | 海外その他 | 海外業者 | 海外総合

saxobank サクソバンクは先週、上半期の財務報告書を発表し、主要な数値では純利益が4,800万ドル(2億6,700万デンマーククローネ)に上った。2012年は通期で1,418万ドルに過ぎなかった。この利益は、取引量の増加により収益が前年同期比で23%増となったことに加えて、従業員数と一般管理費が減少したことによる。同行はまた、今年上半期に実施した非中核的事業への投資の引き揚げも発表した。

報告書の重要ポイント:

人件費の減少:

 業界の取引高縮小に対するFXブローカーの対応は2012年のテーマの1つだった。これは業界全体としては、人員の削減とマーケティングキャンペーンの実施見合わせを意味した。FXCM社やゲインキャピタル社ではマーケティング費用の削減への注力が見られた一方で、サクソバンクは昨年従業員を削減した。これにはスタッフの削減に加えて、業績が芳しくない国際拠点の閉鎖も含まれている。最終的な結果としては、人件費および一般管理費が2012年同期の2億1,940万ドルから8.2%減少し、2億130万ドルとなった。2013年の取引高は回復しており、これらの数字およびサクソバンクが今年下半期に再び人材の採用を加速するのかどうかについては注目に値する。

子会社の増益:

 サクソバンクによれば、子会社からの収益は2012年の515万ドルから2,636万ドルに増加している。サクソバンクは半期の業績報告で子会社からの収益を項目として挙げていないため、今期の回復の正確な要因について把握するには、来年、2013年の年次報告書が発表されるまで待たなくてはならない。推測では、増益は同行のプライベートバンク子会社の業績回復と日本からの利益だと考えられる。2012年の年次報告書によれば、サクソプライベートバンクは1,670万ドルの損失を計上している。また、2013年上半期において同行は1月にトルコの子会社を開設しており、今年の全体的な利益を押し上げるものになると予想されている。

TradingFloor.comへの注力:

 報告書で判明した興味深い動きの1つは、サクソバンクがEuroinvestor.comの持ち分の過半数を売却していたことである。買収に関して、サクソバンクの共同創設者兼共同CEOであるLars Seier Christensen氏は、ブローカーの分析に加えて、同行はオンライン・メディア・ポータルにも関心があり、持ち分を保有することは顧客を転換させる費用の削減に役立つだろうと述べていた。この関連で、2011年に行われたEuroinvestorの持ち分の過半数取得の取引が例として挙げられていたのである。

 Euroinvestorを手放し、サクソバンクは完全子会社であるTradingFloor.comのサイトの拡大に注力している。サクソバンクによれば、このトレーディング分析のサイトは現在会員数が約1万5,000人。月あたりの訪問者数は6万人に上り、同行は年末までには10万人に達すると予想している。訪問者数が10万人に達すれば、TradingFloorはフォレックス・マグネイトがカバーしているリテール指向のFXサイトのトップ10に入ってくるだろう。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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