国際決済銀行のOTCデリバティブ・レポート:規制改革が及ぼす影響

by Forex Magnates at 28 August, 2013 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

 BIS(国際決済銀行)は、業界の構造とその参加者に影響する可能性があるOTCデリバティブ規制改革のマクロ経済評価の完全レポートを26日発表した。

 この特定の研究では、今年2月にOTCデリバティブ規制改革のマクロ経済への影響を定量的に評価すること委託されたODCG(OTCデリバティブ・コーディネーション・グループ)に次ぐ、基準のフルセットが考慮されている。

 ODCGの分析では、現在計画されたすべての規制改革(OTCデリバティブ関連のみならず)の要件を満たすために、十分な担保が利用できるようになると仮定している。この仮定は、BCBS QISデータと諸々の研究、そして規制が不当な全体の担保不足につながるとの懸念を示唆しているCGFS 2013(グローバル・フィナンシャル・システム委員会)によって行われた最近の調査に基づいている。

 担保不足の見解は、いくつかの法域または個々の機関の一時的な担保不足の可能性を排除しないということであり、例えば、一時的な不足は、目立って国債の残高が少なかったり国債が危険と認識されている国で発生する可能性があるということだ。

 異なる規制要件や法域における関連するコンプライアンス費用は、特に流動性の低い市場では、ディーラーのOTCデリバティブ活動の構造変化につながる可能性がある。市場への高い集中を考慮すると、この条件によって引き起こされるどのようなマーケット・メイキングの慣行の変更も、OTCデリバティブ市場の価格と流動性に重大な影響を及ぼす可能性がある。

 これは、より少ない流動性プロバイダーが存在している地域やローカル市場で特に重要な影響を及ぼす可能性があり。市場の流動性とエクスポージャーの断片化の減少は、この改革の利点のいくつかを弱めるだろう。

 結論として、BISは、OTCデリバティブの構造のすべての側面における改革の全体的なマクロ経済の正確な効果は、あらゆる面が完成した後に明白になると詳述し、コストに関わらず、2008年の世界金融危機のような“厄介な”サプライズにならないようにするために、完全な市場の透明性に対する最終的な結果は長い道のりとなる、と述べた。

Cost of Funding collateral

Cost of Funding Collateral

Cost Scenarios - Billion Euros

Cost Scenarios – (In Billions Of Euros)

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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