ASIC、6期目となる監督報告書を発表: 監督体制が話題に

by Forex Magnates at 23 August, 2013 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

 オーストラリア証券投資委員会(ASIC)は8月21日、6期目となる2013年1-6月の市場監督報告書を発表した。同レポートにおいては、規制当局が注力してきた特定分野の調査活動や執行状況およびその活動と決定が強調された。

強力な監視体制の効果

 ASICは規制への違反者を根絶するために、First Derivatives社のDelta Streamシステムを用いた自動監視体制への移行に向けて多大な努力を重ねてきた。このシステムは、オーストラリアの金融市場におけるOTC取引活動についてリアルタイムの監視を行うものである。このシステムは今年第3四半期に完全に導入される予定である。

 さらに広い範囲では、ASICは内部的に開発された市場監視ツールであるSMARTS取引監視システムと市場およびその他のASICの利害関係者のグループから提供を受けた情報を利用して、あらゆる金融市場のビジネスについて市場不正行為の可能性のある事態を特定してきた。

 取引監視アラートは異常な取引活動を示すものである。対象期間において2万938件のアラートが報告されているが、前年同期においては1万9,430件だった。

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 アラートの件数は前期(2012年7月1日~12月31日)からはわずかな増加となったが、依然として許容可能なパラメータの範囲に収まっており、著しい変化の兆しは見られない。

 ASICを代表し、市場および市場参加者監督チームの上級経営幹部であるGreg Yanco氏は、利害関係者への持続的な関与、市場および市場参加者の監視、教育およびガイダンス、ならびに執行活動を通じて、ASICは市場参加者の取引態度について急速な変化を達成させることが可能となっていると指摘した。

 「市場参加者や証券ディーラーに対しては、あらゆるトレーディングの問題や懸案について早い段階で対処するために引き続き我々と協力するよう促してきました」とYanco氏は語った。

 ASICは今後6か月間において、あらゆるレベルにおける適切な取り組みを確実なものとするために、市場参加企業におけるテクノロジーを利用した統制プロセスに注目していく予定である。

 ASCIは2013年1-6月において、金融市場で事業に従事する合計88社の監視を行った。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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