中東地域でのボラティリティの高まりを受け、CMEとICEでエネルギー取引が急増

by Forex Magnates at 20 August, 2013 カテゴリ: その他 | 海外その他 | 海外総合

10040326-oil-trading-concept-illustration-design 世界のエネルギートレーダーたちは、原油市場のボラティリティの高まりを上手く利用している。CME(シカゴマーカンタイル取引所)とICE(インターコンチネンタル取引所)では、中東地域が混乱を極めた1週間に新記録が打ち立てられた。原油取引のなかで最も人気の高いCMEのNYMEXブレントと、ICEのWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物の建玉が急増した。

 シカゴに拠点を置くデリバティブ取引所のCMEでは、指標銘柄の取引件数が記録的であった。8月12日にNYMEXブレントの取引件数は10万4,839枚に達し、8月8日に記録した9万390枚をさらに更新した。また、アトランタに拠点を置くICEの発表によると、ICEフューチャーズ・ヨーロッパで取引されるWTIの「Light Sweet Crude Oil」先物の建玉の取引件数が、8月13日に65万583枚を記録した。

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IG社市場アナリスト
Chris Beauchamp氏

 NYMEXブレントの取引が10万件を超えたのは今回が初めてのことである。さらに、NYMEXブレントの現時点における8月の日次平均取引高(ADV)は6万3,382枚を記録しており、7月の5万679枚を上回っている。

 ボラティリティは取引高の重要な指標となっており、今年、アベノミクスと量的緩和第3弾(QE3)縮小の影響で世界市場が不安定になっていることから、FX市場における取引活動が急激に増加してきた。異常な動きにおける最近の決定は、中東地域の問題拡大に左右されている。原油の基準価格は不安定な中東情勢の影響を受けるので、アラブの春が起きた、世界一の原油産出地である中東地域は、脚光を浴び続けている。原油先物は1.2%上昇し、8月2日以来の高い水準となった。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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