メタトレーダーのリテール独占状態が続く中、ThinkForex社が多様化を図る

 FX市場でゆるぎない地位を確立したMT4(メタトレーダー4)が、より多くのFX業者とその顧客を独占し続ける一方で、一部の業者の間では別の新しいプラットフォームを採用しようとする動きが広がりつつある。

 MT4を導入していなかったIGグループが、その人気に抗えず今年7月に同社のサービスの一部に加えたのはさておき、すでにMT4取引口座を提供している業者は、MT4プラットフォームプロバイダーであるメタクオーツ社だけに依存せずとも、自社のサービスを徐々に洗練させている

nauman anees

ThinkForex 社マネージングディレクター
Nauman Anees 氏

 今年5月のフォレックス・マグネイト主催のキプロスの『iFXEXPO』で、メタクオーツ社は、もともとマーケットメーカー向けに設計された彼らのプラットフォームを中心に構築されていたサードパーティ・エコシステムを無視する姿勢を示した。続いて、メタクオーツ社は、開発者が個別ではなく、同社を介して彼らのソリューションを提出できるようにするための独自のサードパーティ・マーケットプレイスを、当会場にて発表した。

 この大胆な出来事やリテール顧客からのMT4に対する絶え間ない需要にも関わらず、新しいプラットフォームの採用に対する支持が増加している。

 最近際立っているのが、5月のiFXEXPO時に、注目を浴びていたSpotware Systems社のcTraderだ。その必要性を認識し、別のプラットフォーム採用の支持を表明したのが、オーストラリアのThinkForex社で、最近、同社は既存のMT4に加えてこのcTraderの提供を開始した。

 フォレックス・マグネイトが、ThinkForex社、マネージングディレクターのNauman Anees氏にcTrader採用の動機を訊くと、同氏は「当社は、お客様にMT4を提供し成功してきた長い歴史を持っていますし、特に初めてFX取引を開始する方にとって、MT4は、最適なツールなのです。当社には、新しいプラットフォームの取引戦略を使用する準備ができているMT4の成長する顧客基盤があります。当社はここ数ヶ月に渡り、お客様の取引に“丸みを与える”ような追加の機能や取引ツールを検討してきました。それには新しいプラットフォームがカギとなります。そのため、当社は、多くの取引プラットフォームをサンプリングし、お客様が欲しているプラットフォームを見つけるために、お客様と議論を重ねました。その結果、cTraderが私どもばかりでなく、何よりも大事なことに、私どものお客様にとって最適なプラットフォームだったのです。」と回答した。

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cTrader Platform Provided By ThinkForex

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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