アルゴリズム取引がリテール分野に進出:Seer Trading社がリテール向けプラットフォームを提供開始

seer trading logo メタクオーツ社のEA(エキスパートアドバイザー)商品によって、リテールトレーダーの間で自動取引に対する多くの関心が存在することが明らかになった。これに続き、リテール市場向けの高度なアルゴリズム取引プラットフォームが、今や大量に登場しつつあるのを我々は目の当たりにしている。こうした商品には、事前にプログラミングの知識を必要としないドラッグ&ドロップビルダーから、低レイテンシーの開発と展開に注力したハイエンドの商品まで含まれる。後者のグループから参入するのがSeer Trading Systems社(以下、Seer社)である。同社は自動取引戦略の構築、バックテスト、最適化、および展開を行うプラットフォームを提供している。同社は昨年開催されたフォレックス・マグネイトのロンドンサミットにて、エレベーター・ピッチ・パネルでプレゼンテーションを行った。

 Seer社は、プロトレーダーや金融機関の利用から、今やリテールFX市場に重点を移し始めており、「次世代プラットフォーム」の提供を開始した。再提供にあたり、このプラットフォームはFXCM社およびInteractiveBrokers社の口座を通じて、リテールトレーダーが利用可能となる。さらに同社は今回、Autochartist社のCEOであるIlan Azbel氏を投資家として加えた。

 同氏はフォレックス・マグネイトに対し、商品への関心と投資理由を次のように説明している。「私がSeer社に投資したのは、FX市場が一層高度な技術を受け入れる準備が整ったと考えたからです。弊社のリテール分野への進出状況から、今回の投資が適切だと判断しました。」

 この商品がデベロッパーからどのように受け入れられるかは興味深い。リテールのシステム取引分野には新規参入の余地がある一方、市場の大半はEAを容易に展開できる商品に支配されている。そのため、これらのプラットフォーム上で自らの戦略を展開している競合商品のニッチなユーザーが存在する。しかし、EAと比較した場合、その戦略の再展開はやはりわずかなものにとどまる。ゆえに、リテール市場に足場を築くためには、単に巨大なプラットフォームであるというだけではなく、利用しやすいマーケットプレイスの創設も必要である。だが、サードパーティーのマーケットプレイスを創設するオープンストラクチャーのプラットフォームが標準的になろうとしているなかで、こうした動きが徐々にではあるものの起こりつつあるように見える。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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