シグナルトレーディングやコピートレーディングに対する規制に注目:Tradeslide社、FCAの認可を取得

 英国を拠点とし、FCA(英金融行為監督機構)の規制およびコンプライアンス上のニーズに合わせた支援を企業向けに提供する、コンサルティング会社のCompliancy Services社は、顧客であるTradeslide Trading Tech社がFX投資運用会社として事業を行うための認可を取得したと発表した。これはTradeslide社のビジネスモデルという観点から興味深い展開である。

 フォレックス・マグネイトではTradeslide社について2月に取り上げたが、このときは間もなく事業を開始する段階にあった。現在はまだ個人向け取引についての本番ベータ・テスト期間にあるが、Tradeslide社はTSスコアと呼ばれるトレーダー向けの革新的な評価システムを開発した。TSスコアは、トレーダーのパフォーマンスの評価に加え、リスク、経験、レバレッジおよび取引からのエグジットパターンなどについても考慮に入れる。このシステムが目指すところは、投資可能な戦略と幸運なアウトパフォーマーとを区別するためのツールを専門家以外の投資家に提供することである。システムのユーザーは、自らのトレーディングに対する洞察を得て、将来的な成功を支援するための機能を利用することもできる。現在この商品は、メンバーがコンテンツに寄与し新規のトレーダーの範となるための能力を与えるものとなっている。まだ稼働していない機能はコピー・トレーディングである。しかし、同社がマネーマネージャーとしての規制を受けるようになることで、ミラー・トレーディングの方向へ近づきつつあると言っても問題はないだろう。

 フォレックス・マグネイトはTradeslide社のCEOであるJuan Colon氏に取材を行い、FCAによる規制、ミラー・トレーディングおよび将来的な計画について詳細を問い合わせた。Colon氏の回答は、Tradeslide社の資産運用免許や将来的な計画についてはCompliancy Services社に提供したプレスリリース以外のことは述べられないというもので、用意した発表内容を説明した。「FCAからの認可取得は弊社の事業を著しく強化するものです。弊社は人材と技術に投資してきました。そして、お客様に対して最もダイナミックなミラー・トレーディング・サービスを提供することを楽しみにしております。FCAからの認可の取得は、サービスと品質についての弊社のコミットメントを強調するものなのです。」

 Colon氏は、現在の本番ベータ・テストの中で、自社製品をcTraderおよびMT4に統合したと説明した。さらに、広範な統合の実施について、他の技術プロバイダーとも話し合っている(tradable、MT5等)。このベータ期間を利用して、プラットフォーム統合の適切な方法やその問題点などを判断しようとしている。最終的にColon氏は、「弊社は、完全にテストが実施され、機能が欠陥なく作動することがわかったうえで、最終的な製品を公にしたいと望んでいるだけなのです」と述べた。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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