DMM.com証券の7月取引高、1兆ドルに届かず

by Forex Magnates at 8 August, 2013 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 国内業者 | 国内総合

 日本および世界第2位の取引高を誇るリテールブローカー、DMM.com証券が、7月の取引高を公表した。7月の顧客取引高は、6月に記録した1兆690億ドルを10%下回る、9,585億ドルとなった。取引高減少の理由は、7月中における円関連取引量の大幅な減少を多くのブローカーおよび取引市場が報じたことにある。こうした背景を踏まえると、DMM.com証券の取引高が10%減少したことは驚くべき結果とは言えず、マネックスグループEBS社トムソン・ロイター社の減少率が15%またはそれ以上であったことを考慮すれば、むしろ好結果を出したと評価することが可能だ。8月7日の発表をもって、GMOクリック証券は7月の取引高が1兆ドルを超えた唯一のブローカーとなり、リテールブローカーとして首位の座を堅持する形となった。

DMM Securities July FX Volumes ($billion)

DMM.com証券 7月FX取引高(10億ドル)

 このあと、Hotspot社のFX ECN(電子商取引ネットワーク)およびFXCM社のオペレーションを担うKCG社が四半期財務情報を発表する予定だ。また、取引高の発表も同時に行われる見通しだ。GETCO社とKnight Capitalグループが合弁完了し、新しい商号を「KCG」社へ変更して以来、同社の株価は低迷し続けている。米規制当局がマーケットメーカー間の高頻度取引を調査対象としたことが周知された結果、KCG社の株価は25%以上下落、直近株価は8.61ドルとなっている。また、KCG社は最近、リバースモーゲージのオリジネーター大手であるUrban Financial Group社を8,000万ドルで手放すことを発表した。このように、KCG社はHotspot社のFX部門を管理下に留め、グループ売却に関する意向をまったく示していないため、このあと開催される同社の会議において、ECNが論議されることが予想される。FXCM社については、円関連取引の縮小を受けた7月の取引高が着目ポイントである。2013年に入り円の動きが急に活発になったため、ブローカーの多くは利益を上げ、取引高は新記録を樹立した。しかし、クロス円取引のマージンが下がったため、ブローカーの百万ドル当たりの収益は減少した。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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