マネックスグループが2014年3月期第1四半期の業績を発表:日本と米国で堅調なパフォーマンス

by Forex Magnates at 1 August, 2013 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 国内業者 | 国内総合

 日本のFXおよびオンライン・トレーディング会社であるマネックスグループは、7月31日、2014年3月期第1四半期の業績を発表した。

マネックスグループ:2014年(平成26年)3月期第1四半期決済 説明資料

傾向に反する米国リテール事業

 マネックスグループは各事業部門を重要性と現状に応じて分類しているが、同社の北米事業であるトレードステーション社を最大のリテール投資家市場として挙げている。しかし、これは異例な結論である。というのも、米国のリテールFXセクターの取引高は減少が続いており、きわめて厳格な規制に従う組織を維持するための企業側のコストが、事業の実行可能性に徐々に影響を及ぼしていることに気づき始めているからだ。

 しかし、マネックスグループは、同社の見解を実証するために、今回の発表で、同グループのトレードステーション社はライバル企業であるE*TRADE社と比較して、活発な取引を行っているトレーダーを1.2倍も擁していると言及している。

 マネックスグループの日本事業は、同社にとって依然現在の収益の中心的な要因となっており、営業収益は、同期間におけるSBI証券の営業収益の0.8倍、松井証券の1.1倍、カブドットコム証券の2倍に匹敵する。

 予想されていたことではあるが、中国と香港はマネックスグループにとって重要な成長市場である。この地域におけるマネックスの子会社であるBOOM証券は、これまで中国本土の市場に進出するという戦略計画を採用しており、アジア太平洋地域の15以上の株式市場へのアクセスを提供している。

世界的な展望

 日本は相当なマージンが獲得できリテールFX市場最大の中心地となっているが、まさにその性質から国内重視のFX市場となっており、日本の顧客のほとんどは日本企業で取引を行っている。また、日本の市場が極めて確固たるものであることから、FX会社は海外での事業を追及する必要はなかった。しかし、マネックスグループは国際市場の重要性について考慮していた。

 同社のIBFX部門はグローバルな顧客基盤を有し、その顧客基盤を持続的に拡大させていく責任を有している一方、IBFX部門ではアジアおよび中東の市場への浸透を図るためホワイトラベル事業も拡大している。

ビジネスハイライト

業務ハイライト(前四半期比)

  • トップラインが約1.3倍、ボトムラインが約2.2倍と大幅増
  • 金融費用控除後営業収益 15,668百万円 (+ 29%)
  • 親会社の所有者に帰属する四半期利益 5,144百万円 (+118%)

日本セグメント

  • 昨年12月以降続く日本株式市場活況の恩恵をフルに享受
    過去最高記録を更新:2013年4月末・5月末の預かり資産が3兆円を超える:2013年5月の月間株式約定代金が3兆7,584億円を記録
  • ライフネット生命保険株式の売却益2,288百万円を計上

米国セグメント

  • EBITDAが四半期ベースでほぼブレーク・イーブンまで回復(米国会計基準)

 全体として、当事業年度において第1四半期の当社の業績は堅調なもので、今年の残りの期間の戦略は安定成長と定義している。今年6月、同社では運営と監督の明確な分離について合意に至り、コーポレート・ガバナンスは強化され、幹部レベルでの最適な意思決定環境の確保が最優先事項とされた。

 また、2名の外部取締役がマネックスグループに加わった。任命された2名のうちの1名は、世界的に認められたビジネス・マネージャーであり、広範に及ぶ国際的事業でリーダーシップを有するエキスパートである。もう1名は弁護士資格を有する者で、マネックスグループにとって重要な市場である日本と米国で弁護士の経験がある。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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