ひとつの時代の終わり - 英FSA、英国金融市場における28年間の監督を終え最後の年次報告書を発表

by Forex Magnates at 12 July, 2013 カテゴリ: その他 | 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外その他 | 海外総合

 本日(7月10日)、英国の金融セクター規制は節目の日を迎える。新たに設立されたFCA(金融行動監視機構)が、今はなきFSAの年次報告書を発表する。それはFSAにとって最後の年間活動の報告書となる。

 報告書では、今年4月に廃止に至るまでの、規制関連のあらゆる問題が詳しく述べられている。報告書はこの期間の目標に対するFSAの進展についても述べている。この目標は2000年金融サービス市場法において定められたものである。

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Baroness Margaret Thatcher (1925-2013),
Prime Minister of the United Kingdom From 1979 to 1990

 英国初の女性首相であり、長期間在職した首相の1人でもあるサッチャー女性男爵は、英国経済を真に変容させた愛国的な指導者であった。そのサッチャー氏は今年4月8日に亡くなったが、まさにその同じ日にFSAも歴史上の存在となった。

HFT(高頻度取引)が再び議論に

 FSAは年次報告書の中で、指令への適応を図るため「市場濫用」というやや手厳しい用語を用いた。この指令はFSAが作業を進め、今年から2014年にかけて最終的に施行される予定となっていた。

 新しい規制は、対象とする取引の範囲を大幅に拡大し(多国間取引ファシリティ(MTF)や適格取引ファシリティおよび規制された市場での取引を含める)、意図的な操作やベンチマークへの干渉などのディーリングや操作行為の禁止の拡大、EU内の当局の調査および制裁権限の強化などを意図している。

 FSAは取引データを使って高頻度取引やアルゴリズム取引に従事している可能性が最も高いとみられる企業を、当該企業が運営しているプラットフォームも合わせて特定した。

 この研究は、こうした企業がFSAの目的にもたらすリスクやFSAの要請に対する法令順守状況をよりよく理解しようとするものであった。企業はFSAの既存のルールに加えて、やや官僚的な欧州証券市場監督局(ESMA)の自動売買に関するガイドラインに基づいて評価された。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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