ICAP社が臨時経営報告書を発表 - ムードは有望

by Forex Magnates at 11 July, 2013 カテゴリ: 世界FX取引業者動向 | 海外その他 | 海外業者

icap logo 本日(7月10日)の年次通常総会に先立ち、英国のインターディーラーであるICAP社は、2013年4月1日から7月10日までの臨時経営報告書を発表した。昨年11月、CEOであるMichael Spencer氏に「36年にわたるホールセール金融市場のキャリアにおいて、最も厳しい時期の一つであった」と言わしめ、ICAP社にとって2012年は騒然たるものであった。しかし今年、同社をとりまくムードは明らかに一変している。今年第1四半期の堅調な業績を受けても当初は慎重に構えていたものの、ICAP社は「当会計年度の有望な滑り出しは続いている」と述べた。量的緩和の縮小予想によって米国債市場のボラティリティは高まり、BrokerTecプラットフォームの取引高増加がもたらされたと同社は指摘した。また、日本での金融政策逆転の拡大が円の取引高増加とEBS FXトレーディングプラットフォームの前年比での取引高増加につながったと付け加えた。

グループのパフォーマンス

 個別部門のパフォーマンスに関して、ICAP社はポストトレード部門の収入が第1四半期の実績を上回ったと述べた。この増収は主にTraiana Harmony社のネットワークで処理されたFX取引の増加によるものであった。しかし、グループ全体のパフォーマンスは低金利に影響を受けたResetおよびReMatchの商品の減収によって薄められた。

 四半期中のBrokerTecプラットフォームの日次平均取引高(ADV)は6,590億ドルで昨年同期間を13%上回る。ICAP社では、取引高の増加は、前述したような米国債取引の活発化をもたらした量的緩和の終了に関する投機的な憶測に起因すると考えている。その結果、同四半期におけるBrokerTecでの米国債取引のADVは2012年の水準から51%増加した。しかし、ICAP社では、収入は取引高の増加と同じ割合では増加しなかったと説明する。これは「取引高に応じた料金の割引体系を反映し、収入の増加は取引高の増加ほどは目立たなかった」ためだという。

 一方、EBSプラットフォームのADVは1,280億ドルで、昨年同期間を1%上回る。ICAP社では、EBSの取引高増加は円取引の増加に下支えされたものだと説明する。また、リレーションシップ・ベースのプラットフォームであるEBS Directの展開も続いていると付け加えた。EBS Directは5月にベータ版がスタートし、ICAP社では次のように説明している。「当初のグループである4社のリクイディティプロバイダーと20社以上の利用顧客はパフォーマンスに満足しており、ベータ版で目指していたすべての目的を達成した。EBS Directは今や完全な商用提供に向けて移行しており、2013年終盤のサービス提供を目指している。」

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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