キプロス金融規制当局、顧客資金管理の不正でTrading Point社に5,000ユーロの罰金

by Forex Magnates at 25 June, 2013 カテゴリ: 各国FX規制関連 | 海外FX規制関連 | 海外総合

 FXの顧客たちの最大の関心事は常に、世界の金融規制当局が直面している課題の最前線に向けられている。もちろん、FX会社が保有している証拠金の保護の課題も例外ではない。

 6月21日、キプロス金融規制当局(CySEC)は、Investment Services, Activities and Related Markets Law of 2007の18条およびCySECの ライセンス条項 DI144-2007-01に違反したとして、Trading Point of Financial Instruments社(以下Trading Point社)に対する5,000ユーロの行政処分を発表した。

 今回問題となったのは、FX会社が保有する顧客資金の保護・補償を充分に徹底するよう規定した法令要件に、Trading Point社が従っていなかったことである。さらにCySECは、同社のアンチマネーロンダリング(AML)への取り組みにおいても不正行為があったと指摘している。

 キプロス以外においても、今年に入ってから同様の事例が起きており、各国の金融規制当局は、顧客が取引勘定を維持する目的でFXブローカーに預けている資金に関する規定を強化する必要性を表明している。

 このような国際的な動きは英国やオーストラリアで明確となっている。英国金融サービス機構FSA(現FCA)は、詳細な処理手続きを定めた顧客資産取扱い規定(CASS)に基づいて、定期的な検査を実施している。つい2週間前には、XCap社の手続きに不正があるとの通達を出した。また昨年10月には、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)が最低所要自己資本比率の引き上げを決めている。

 さらにASICはこの方針を続け、First Derivatives社のDelta Stream監視システムを導入したことで、City Index社の顧客資金管理にも不正があったことが明らかになっている。

この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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