MBOの発表を受け、シンプレクス・ホールディングス社の株式は44%上昇

by Forex Magnates at 20 June, 2013 カテゴリ: その他 | 取引システム | 国内その他 | 国内取引システム | 国内総合

 SCKホールディングス社による公開買付けを経営陣が発表したことを受け、日本の金融技術ソリューションのプロバイダーであるシンプレクス・ホールディングス社の株価は急上昇している。取引条件に基づき、現在同社の支配的持分を有する経営陣は「マネジメント・バイアウト(MBO)」に応じ、その後SCKホールディングス社へ株式を売却する。売却後、シンプレクス・ホールディングス社の第3、4および5位の株主である同社の金子英樹現社長、五十嵐充副社長およびシンプレクス・コンサルティング社の福山啓悟執行役員(COO)がSCKホールディングス社に投資する。公開買付けの発表を受け、シンプレクス・ホールディングス社の株式は4万4,800円(472ドル)で取引されており、先週末の終値を44%上回っている。同社の時価総額は今や264億円(2億7,800万ドル)に達している。買付価格は4万5,000円である。

simplex 「ホールディングス」という名称ではあるが、シンプレクス・ホールディングス社は日本の金融業界にフォーカスした技術会社である。同社は法人顧客、エンドユーザーのリテールトレーダーおよび取引所向けにソリューションとコンサルティングサービスを提供している。事業のなかでもリテール向けFXサービスであるSimplex FXは、同社にとって最大の収入源となってきた。Simplex FXは手数料ベースのボリューム収益モデルを使用し、リテールブローカーにブランド化された私設取引プラットフォーム・ソリューションを提供する。シンプレクス社によれば、同社はFXオーダーフローの取り扱いについてのITソリューションとアルゴリズムを提供することで、ブローカー顧客に付加価値と利益の増加を提供している。シンプレクス社は、欧米でいえばDexexperts社などの企業に類似している。ブローカーに対してエンド・ツー・エンドのビジネスソリューションを提供するだけでなく、幅広いカスタマイズや顧客の独自商品およびブランディングを提供しているからである。しかし若干の相違点もあり、シンプレクス社は技術のライセンス契約にも従事している。

 SCKホールディングス社はCJP SPX Holdings社とKARITA & Company Micronesia Inc(K&C社)がそれぞれ50%ずつを保有している。

 経営陣は、経営環境が厳しい時期が数年続いたことから、同社の収益を増加させ多様化させる方法についてコンサルタントに相談してきたことを付け加えた。K&C社との協議のすえ、シンプレクス社の経営陣はMBOとこれに続く企業買収が「持続的な成長」というゴールを達成するうえで有効であるとの結論に至った。シンプレクス社の今後の主要な目標の1つは、Simplex FX部門からの取引ベースの収益の増加である。同社によれば、この目標は「顧客の新たな収益確保への積極的関与および収益連動型課金ビジネスモデルの強化」によって実現する計画だという。また、2016年までに同社のプラットフォームを通じてのFX取引で50%の市場シェア獲得を目指しているとも付け加えた。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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