ドバイのエネルギー先物取引所、初めて日本企業と契約

by Forex Magnates at 18 June, 2013 カテゴリ: その他 | 国内その他 | 国内総合 | 海外その他 | 海外総合

oil ドバイのエネルギーおよび商品先物市場である、ドバイ・マーカンタイル取引所(DME)は、会員の拡大を図っており、このほど日本最大の取引高を誇る三菱商事を31番目の会員として迎えた。

 DMEは、中東地域でエネルギーに特化した唯一の取引所であり、会員数が前年比で20%増加するなど、成長を続けている。なかでもアジアに拠点を置くブローカーからの関心が強く、最近ではインドのReliance Industries社が会員に加わっている。

 DMEのチーフエグゼクティブであるChristopher Fix氏は「三菱商事が会員になることを、心から歓迎する。今回の三菱商事の決定は、DMEのオマーン原油先物の位置付けが、アジア市場向けに取引される原油の新たなベンチマークになるための大きな支援となる。三菱商事のような企業からの強力なサポートにより、DMEは成長を続け、急速に拡大する中東・アジア間の原油ルートにおける橋渡しが可能となる。」とコメントした。

取引高
mitsubishi_membership 投資家が商品取引にチャンスを求めるようになり、DMEの取引高にも明るい兆しが現れてきている。アジアの投資家にとってDMEで原油先物取引を行うメリットは、アジア市場が終了してもヨーロッパ市場が動いている時間帯に取引ができるという点である。フォレックス・マグネイトが入手した情報によると、DMEの2013年4月の取引高は、前月比、前年同月比ともに増加している。日次平均取引高(ADV)は前月比で1%弱、前年同月比では2%、それぞれ増加した。4月のADVは6,266枚、現物換算で1,470万バレルであり、DMEにとっては過去2番目に大きな数字である。また、4月末の建玉(未決済契約数)も20,070ロットと記録的であった。

 東京に本社を置く三菱商事は、2007年にDMEが取扱いを開始して以来、オマーン原油先物契約の取引に積極的に参加してきた。オマーン原油先物契約は世界第3の原油価格ベンチマークである。これはオマーン原油およびドバイ原油の公式販売価格の主要かつ唯一のベンチマークであり、Globexプラットフォーム上で取引されている。他のブレント原油同様、1,000バレル単位で取引されている。今年2月、DMEの原油取引量が40億バレルに到達した際、三菱商事も取引に参加していた。

 三菱商事の原油部門統括マネージャーである鎌倉上氏は、同社がDMEの会員となることについて「当社は長きにわたってDMEを支持してきており、この度さらに深く関われることになり、胸が高まる思いである。アジアでの原油販売に向けた、十分に透明性の備わったベンチマークの発展に貢献できることを誇りに思う。DMEは取引参加者に安定した取引の場を提供するとともに、価格決定メカニズムへの関与をオープンなものにしている。幅広い市場関係者が参加することで、すべの市場参加者にとってフェアな価格が保証されることになる。」と述べている。

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この記事は英語版のオリジナル記事をWESTERN Inc.が日本向けに編集したものです。

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